韓国執念ドローも大黒柱ソン・フンミンは笑顔なし 「ミスで失点。必ず改善を」「同点は幸い」
日本代表も出場するサッカー・アジアカップ(杯)のグループステージ第2節が20日、カタールで行われ、E組の韓国はヨルダンに2-2でドローだった。グループ首位同士の一戦。後半アディショナルタイム(AT)に劇的同点弾で追いついた。ともに勝ち点4。D組の日本が2位通過なら決勝トーナメント(T)初戦でぶつかるだけに注目のカードだったが、ともに16強はお預けとなり、順位決定は持ち越された。
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日本代表も出場するサッカー・アジアカップ(杯)のグループステージ第2節が20日、カタールで行われ、E組の韓国はヨルダンに2-2でドローだった。グループ首位同士の一戦。後半アディショナルタイム(AT)に劇的同点弾で追いついた。ともに勝ち点4。D組の日本が2位通過なら決勝トーナメント(T)初戦でぶつかるだけに注目のカードだったが、ともに16強はお預けとなり、順位決定は持ち越された。
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前半3分、中央突破した韓国はソン・フンミンがエリア内で倒された。VAR判定の末にPKとなり、ソン・フンミンが中央に決めて先制。直後には、18日の練習中の負傷で離脱したGKキム・スンギュのユニホームを客席に向かって掲げた。
しかし、同37分に左CKから上がったボールをパク・ヨンウのオウンゴールで同点。1-1の前半アディショナルタイム(AT)には、ヨルダンのヤザン・アル・ナイマトがこぼれ球をミドルシュートで突き刺した。後半は韓国が猛攻。終盤まで再三ゴールを攻め立てると、目安が11分となった後半ATにはシュートが相手DFに当たり、コースが変わって同点オウンゴールとなった。
韓国メディアサイト「MKスポーツ」は「2015年以降、9年ぶりにアジアカップでゴール。それでも笑えなかったソン・フンミン『この危機は必ず改善しなければならない』」との見出しで記事を掲載。「しかし、ソン・フンミンに笑顔はなかった。全体的な試合内容が良くなく、自分も大韓民国を勝利に導くことができなかったためだ」と説明した。エースは試合後、テレビ局のインタビューでこう答えたという。
「僕たちのミスによって失点をしてしまい、そして失点に繋がる恐れのある場面も多かった。チームメイトには必ず改善しなければならないと話した」「時間は十分にあったし、スペースをつくればチャンスがあると思った。最後に同点ゴールを決められたことで、幸いな結果をもたらせた」
第1、2回大会を制した韓国は1960年以来64年ぶりの優勝がかかる。一方、森保一監督率いるD組の日本は19日にイラクに敗れ、1勝1敗で首位通過が消滅。2位通過ならE組首位と決勝T1回戦でぶつかるため、日韓対決になるか注目されていた。
2011年以来3大会ぶり5度目の優勝を狙う日本は、24日のグループ最終戦でインドネシアと対戦。25日には韓国がマレーシアと、ヨルダンがバーレーンと激突する。全6組の今大会は各組上位2か国と、3位のうち上位4か国の全16チームが決勝Tに進む。
(THE ANSWER編集部)