アジアカップ

　サッカーのアジアカップ（杯）グループステージ第2戦が19日、カタールで行われ、世界ランク17位の日本代表は同63位イラクに1-2で敗れた。試合を中継したスポーツチャンネル「DAZN」のゲスト解説だった小野伸二氏は「まさかここまでとは」と2得点を挙げた相手のエースFWアイメン・フセインに注目。189センチの長身で空中戦の強さを発揮。所属も“空軍クラブ”だ。

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　日本の歴代最長の国際Aマッチ連勝記録「10」を止めたイラク。殊勲の2得点を挙げたのがフセインだ。前半5分、左サイドからのクロスをGK鈴木彩艶が弾いたところでヘディング。先制点をもたらすと、さらに前半アディショナルタイム（AT）、左サイドを突破したMFアハメド・アルハッジャージのクロスに反応。またも頭で押し込んで2点目を奪った。

　DAZNのゲスト解説だった小野伸二氏は「まさかここまで収められるとは思っていなかったと思います。そこも（日本にとって）誤算だったんじゃないかな」とフセインの活躍ぶりに注目していた。

　189センチの長身で日本の前に立ちはだかったフセイン。この日いずれもヘディングで得点するなど空中戦に強いが、実は所属も“空軍クラブ”だ。名称は「アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ」。アラビア語で「エア・フォース・クラブ」の意味で、イラク空軍によって創設されたという。