選手が持っていた横断幕とは

　カタールで行われているサッカー・アジアカップ（杯）のグループステージで白星発進した日本が、初戦のベトナム戦後に掲げた横断幕が話題を集めている。サッカー日本代表公式が画像を公開。ファンからは「サッカーの力を信じてる！」「さすが」と称賛や感動の声が上がった。

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　選手たちは一列に並び、スタンドを見上げた。試合後のサポーターへの挨拶。選手たちが持っていたのは、白い横断幕だった。中央には青い文字で「被災地に力を」。能登半島地震に向けたものだった。英語でも地震があったことを記し、「UNITED TOGETHER」と描かれていた。

　画像を公開したサッカー日本代表公式Xは、文面で「ベトナム代表との試合後、SAMURAI BLUEは1枚の横断幕をもって場内をまわりました。皆さんに少しでも笑顔を、元気を、力を届けられるように、この先も戦い続けます。共に団結しましょう」と記して投稿した。

　粋な横断幕に対し、日本人ファンから「素晴らしい　元気が出ます」「さすが」「スポーツ、サッカーの力を信じています！」「ありがとうございます」と注目が集まった。森保一監督率いるグループDの日本は2011年以来3大会ぶり5度目の優勝に向け、19日にイラクと、24日にインドネシアと対戦する。