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判定不服ロドリゲス、WBCがガバリョと再戦指令 米報道「相手の疑わしい勝利だった」

ボクシングのWBC(世界ボクシング評議会)が、昨年12月に世界バンタム暫定王座決定戦を行ったレイマート・ガバリョ(フィリピン)と前IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に再戦指令を出した。25日(日本時間26日)に米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

エマヌエル・ロドリゲス【写真:Getty Images】
エマヌエル・ロドリゲス【写真:Getty Images】

12月の暫定王座決定戦で敗れたロドリゲス、WBCがガバリョとの再戦を指令

 ボクシングのWBC(世界ボクシング評議会)が、昨年12月に世界バンタム暫定王座決定戦を行ったレイマート・ガバリョ(フィリピン)と前IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に再戦指令を出した。25日(日本時間26日)に米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。


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 両者は昨年12月19日(同20日)に米コネチカット州で行われた世界バンタム級暫定王座決定戦で拳を交え、ガバリョが2-1で判定勝ち(115-113、110-118、116-112)。同王座を手にしたが、海外ファンやメディアから判定結果に疑問の声が上がっていた。この日、同メディアは「WBCがレイマート・ガバリョとエマヌエル・ロドリゲスの再戦を指令」の見出しで記事を掲載。こう続けている。

「WBCは月曜(25日)にレイマート・ガバリョとエマヌエル・ロドリゲスのバンタム級のタイトルマッチの再戦を指令した。両者は12月19日に対戦した。12回を戦ってガバリョが疑わしい勝利を挙げていた」

 敗れたロドリゲスは試合を統括したWBCに対し、判定結果について抗議する方針を明らかにしていた。記事では「WBCは正式な訴えを受け取った後、委員会の役員がその試合の分析とレビューを徹底的に行った。そして、ガバリョとロドリゲスの即時再戦のための交渉期間を定めた」と、WBCが26日に出した発表について説明。「両陣営の交渉期間は30日である」とした。

 当初、この試合はWBC正規王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)と元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が対戦する予定だった。しかし、ウーバーリが新型コロナウイルスに感染し、ロドリゲスが代役に。さらにドネアも陽性反応を示したとされ、ガバリョがリングに立つことになった。

 ロドリゲスは2019年5月に井上尚弥(大橋)に敗れてIBF王座陥落。同年秋に前WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)らとの再起戦を予定していたが、相手の怪我やネリの体重超過で再三の試合中止に。1年7か月ぶりの再起戦となったガバリョ戦でも判定に恵まれず、悲運が続いていた。

(THE ANSWER編集部)




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