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井上尚弥、決勝東京開催が浮上 WBSS主催者が発言「ロンドン、東京、マカオが最有力」

ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突する。その舞台はこれまで米国、大阪が有力候補として挙がっていたが、プロモーターを務めるカレ・ザワーランド氏は「ロンドンか、東京か、マカオになるだろう」と発言。

井上尚弥(左)とノニト・ドネア【写真:Getty Images】
井上尚弥(左)とノニト・ドネア【写真:Getty Images】

米開催は消滅か…ザワーランド氏が注目発言、3都市は「可能性が最も高い」

 ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝でWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)は5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突する。その舞台はこれまで米国、大阪が有力候補として挙がっていたが、プロモーターを務めるカレ・ザワーランド氏は「ロンドンか、東京か、マカオになるだろう」と発言。東京決戦の可能性が浮上している。米ボクシング専門誌「ザ・リング」が報じている。

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 これまで米ロサンゼルスのザ・フォーラムと大阪の京セラドームが有力候補に挙がっていたWBSSバンタム級大会の頂上決戦。井上―ドネアはどこの国のどのリングで拳を交えるのか。ザワーランド氏が注目の発言に出た。記事によると、ボクシング版天下一武道会の仕掛け人はこう語ったという。

「特にアジアにとって、なんてアメージングな決勝なんだ。これは凄まじいイベントになる。決勝はロンドンか、東京、マカオで行われる可能性が最も高い。現時点での最有力候補だ」

 井上が5月18日の準決勝で無敗王者だったエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を259秒で倒した舞台はスコットランドのグラスゴー。英国でモンスター人気を沸騰させた男は首都ロンドン、アジアのボクシングの聖地と呼べるマカオ、そして東京決戦の3つの選択肢が急浮上。米国開催の選択肢は現時点で低い模様だ。

 バンタム級、スーパーミドル級、クルーザー級の3大会の決勝開催の期日については「9月、10月、11月に行う」と単独開催を明言したザワーランド氏。記事では「2、3週間で最初の結論は出るだろう。極上の決勝を楽しみにしているんだ」と語っており、近日中に発表する見通しを明らかにしている。

 東京決戦でホームアドバンテージを手にする可能性はあるのか。井上ファンにとっては正式発表を待ちきれない日々があと少し続きそうだ。

(THE ANSWER編集部)


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