大谷翔平、一塁へ向かう途中にさりげなくゴミ拾い 米感動「すべての子供の模範だ」【二刀流の衝撃2021】
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季打って46本塁打、投げて9勝と二刀流で席巻。ア・リーグMVPを受賞するなど、日米を熱狂させた。そんな歴史的シーズンを「二刀流の衝撃2021」と題し、グラウンド内外のさまざまな名場面を振り返る。今回は、6月17日の本拠地タイガース戦、四球で一塁へ向かう途中、大谷がさりげなくした“ゴミ拾い”。動画を公開した米メディアには、称賛の声が寄せられていた。
「大谷翔平の名場面総集編」6月、さりげない善行が話題に
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は今季打って46本塁打、投げて9勝と二刀流で席巻。ア・リーグMVPを受賞するなど、日米を熱狂させた。そんな歴史的シーズンを「二刀流の衝撃2021」と題し、グラウンド内外のさまざまな名場面を振り返る。今回は、6月17日の本拠地タイガース戦、四球で一塁へ向かう途中、大谷がさりげなくした“ゴミ拾い”。動画を公開した米メディアには、称賛の声が寄せられていた。
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打って投げて、圧巻の活躍の最中にも気配りを忘れない。初回の第1打席、大谷が四球を選んだ場面だ。肘当てなどを受け取りに来たボールボーイの肩を優しく叩き、一塁へ歩き出した。すると、数歩行ったところで視線を落とし、何かに気づくとさっと拾い上げ、そのまま左ポケットに入れた。どうやらグラウンドに落ちていたゴミを回収した様子だった。
ほんの一瞬で、当時は日本でもあまり話題にならなかったシーン。これを見逃さなかったのは、米メディア「バーストゥール・スポーツ」公式ツイッターだった。「ショウヘイが一塁へ行く時に、ゴミが落ちていた。もちろん、彼はそれを拾い上げた。この男にできないことは何?」と紹介した。
さりげないシーンを動画付きで投稿すると、米ファンからは「私たちが必要としていたヒーローだ」「7ツールプレイヤー」「すべての子供に見てもらいたい偉大な模範」「投げて打って、地球のことまで考えているのか?」「大好きだ。一流の振る舞い」などと絶賛の声が寄せられていた。
この日、「2番・投手」で先発した大谷は、6回5安打1失点で今季3勝目。ゴミ拾いを大切にしていることはファンの間で知られているが、真剣勝負の合間に見せた振る舞いは米国でひそかに話題を呼んでいた。
(THE ANSWER編集部)