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アスリートと「目」― スマホの見過ぎで落ちたパフォーマンスを改善する2つの方法

広島東洋カープの石井雅也ヘッドトレーナー【写真:荒川祐史】
広島東洋カープの石井雅也ヘッドトレーナー【写真:荒川祐史】

どう予防し、どう改善するのか

 それでは、予防法や改善方法を考えてみましょう。

【目の場合】

 閲覧時間を短くしたり、休息を入れて遠くを見たり、ゆっくりと眼球だけを動かして周りの物に視点を合わせ動かしていきます。

 70cmくらいのヒモを準備し、その中心に1つ目印を付けてください。結目でも良いですし、クリップでも良いです。色に変化があればなお良いです。中心の目印から20cmのところにそれぞれ同じように目印を付けてください。中心の目印とは違う色をつけてください。これで準備完了です。

 ヒモの両端を手で持ち突っ張らせ、顔の前にその紐を持っていきます。顔が動かないよようにして、目だけで目印をフォーカスします。中→右→中→左→中の順番など色々なバリエーションで行うと良いです。スピードを変えたり、角度や方向を変えてヒモを動かしたりして、奥行きをもたせたりするパターンを入れていくと効果があります。

 野球でいう、打者を想定して投球方向にヒモをセットして、フォーカスするスピードを早くして反復するのも良い方法です。その際に苦手な方向が見つかったりすると思います。

 時間で設定した場合は、1セット10秒~20秒くらいで、回数は15回から20回程度に設定してください。慣れないと少し気持ち悪くなる事もあるので、最初は自分のペースでゆっくりと始めてください。車の中などでは酔いやすいので注意してください。

【姿勢の場合】

 仰向けに寝転びます。背中から頭にかけて筒状に丸めたバスタオルを背骨に沿って入れてください。最初は、筒状タオルが大きくならないように注意してください。慣れてくれば少しずつ大きくしてください。またはストレッチポールを使用してください。(使い方は、書籍やネットに掲載されています)

 この姿勢ができたら、両手で床に円を描くようにゆっくり内回り、外回りに5回ずつ回してください。この状態で少しの間リラックスすると、胸郭を開く事が出来て良い姿勢に近づくことができます。1日に少しの時間を使って、ストレッチをする感じで行うと良いと思います。

(石井 雅也 / Masaya Ishii)

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石井雅也

1965年9月3日、広島県生まれ。株式会社広島東洋カープトレーナー部長、ヘッドトレーナー、日本プロ野球トレーナー協会会長。広島東洋カープ、エグザス治療院、JTサンダース、ピープル(現コナミスポーツ)競泳選手パーソナルトレーナー等を経て現在は広島東洋カープトレーナー部長。選手たちの体を支え、2016年からのリーグ3連覇に大きく貢献する。

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