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どうすれば肉離れは防げるのか 筋肉の“たわみ”を生むストレッチ法とは

筋肉の強化にトレーニングが不可欠なのは言わずもがな。しかし、そのアプローチを間違えれば、筋肉は悲鳴を上げ、肉離れを起こしてしまうリスクもある。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏が、スポーツトレーニングの舞台裏を語る定期連載。今回はスポーツをする上で大きな役割を果たす「脚の効果的なケア方法」について、卓球の福原愛やバドミントンの藤井瑞希など日本を代表するアスリートの個人指導経験を持つ同氏に訊いた。

前ももの筋肉は強くなる傾向、裏ももは弱くなりがち

 筋肉の強化にトレーニングが不可欠なのは言わずもがな。しかし、そのアプローチを間違えれば、筋肉は悲鳴を上げ、肉離れを起こしてしまうリスクもある。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏が、スポーツトレーニングの舞台裏を語る定期連載。今回はスポーツをする上で大きな役割を果たす「脚の効果的なケア方法」について、卓球の福原愛やバドミントンの藤井瑞希など日本を代表するアスリートの個人指導経験を持つ同氏に訊いた。

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 野球、サッカー、陸上、柔道、水泳、フィギュアスケート…。世界には様々なスポーツがありますが、脚を使わないスポーツはほとんどありません。

 筋肉の力は面積と比例します。つまり、「強い力が出る=大きな筋肉」。人間の体では下半身の筋肉、とりわけお尻と太ももの筋肉は大きい。人の体を運ぶ役目を担っているのですから、それも当然です。

 脚の持つパワーは強大です。例えば、男性が手で押してもビクともしないタンスも、両脚で押せば女性でも動かせます。それだけのパワーがあるのですから、よりダイナミックに、力強く動ける力を磨けば、当然スポーツのパフォーマンスもレベルアップします。

 一方、より大きく、より強く動かすイメージでアクションを起こしたとき、肉離れを起こしやすいのも脚と太ももです。

 特に、日本人の体の特徴として大腿四頭筋のほうをよく使うため、太ももの前の筋肉が強くなる傾向にあります。対して、裏側のハムストリングは使われにくく、硬く、弱くなりがちです。

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中野ジェームズ修一

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球・福原愛、バドミントン・藤井瑞希らの現役時代を支えたほか、プロランナー神野大地、トランポリン競技選手など、多くのトップアスリートから信頼を集める。2014年以降、青山学院大駅伝チームのフィジカル強化指導を担当。東京・神楽坂に自身が技術責任者を務める会員制パーソナルトレーニング施設「CLUB100」がある。主な著書に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)、『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP)などベストセラー多数。

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、以上サンマーク出版)、『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド完全版』(金哲彦著、高橋書店)など。

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