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「ビキニらしいメリハリボディを」 拒食症も経験、小倉あれずは競技歴1年半で全国3位に

日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス」が19日に神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で開催され、各部門で筋肉美が競われた。ビキニフィットネス158センチ以下級では、競技歴1年半の小倉あれずが3位に。身体のコンプレックスから拒食症も経験した25歳は、なぜフィットネスと出会ったのか、経緯を聞いた。

ビキニフィットネス158センチ以下級で3位になった小倉あれず【写真:中戸川知世】
ビキニフィットネス158センチ以下級で3位になった小倉あれず【写真:中戸川知世】

オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス

 日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス」が19日に神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で開催され、各部門で筋肉美が競われた。ビキニフィットネス158センチ以下級では、競技歴1年半の小倉あれずが3位に。身体のコンプレックスから拒食症も経験した25歳は、なぜフィットネスと出会ったのか、経緯を聞いた。

 ◇ ◇ ◇

――高校時代は強豪・国学院栃木でプレーするなど、バレーボール歴12年。そこからトレーニングを始めたきっかけを教えてください。

「脚が太いことがコンプレックスで、引退から2年後くらいに拒食症を経験しました。痩せたくて、食べたものを吐いたりしてしまっていた。親が働いていた場所がボディビル同好会のジムで、先生に競技のことを教えてもらったのがきっかけです。それまで自分のコンプレックスだったところが活かせる競技があるなんて知らなかったので、やってみようと」

――競技を始めて1年半、今大会は初出場で全国3位に。要因は。

「ポージングは(163センチ以下級で4連覇した)ダンシーあずさ選手を参考にさせていただきました。練習は1日もやらない日がないくらい、日本の誰よりもやろうと思ってやってきました。どんなに忙しい時でも、ポージングだけは絶対に欠かさずしっかりやれたのと、筋トレは本当に好きなので。ひどいときは6時間くらいジムにいたりします(笑)」

――特に意識して鍛えた部位はありますか。

「腕とウエストは細く、ビキニらしい身体を世界選手権(の映像)などで勉強しました。肩を丸くだったり、脚などもメリハリのあるボディを目指してきました」

――ボディメイクをしてよかったことはありますか。

「自分に自信が持てるようになりましたし、何よりこの競技が楽しい。以前はコンプレックスだった部分が、活かされるようになったので」

――今後の目標を教えてください。

「日本一になって、世界選手権に出たいです」

【ビキニフィットネス158センチ以下級 結果】
優勝 小谷野彩香
2位 佐野愛美
3位 小倉あれず
4位 高田千広
5位 松木真美
6位 本田有希子

(THE ANSWER編集部)

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