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オスグッド病のなぜ 負荷と症状の関係性、痛みを回避する最大の予防策とは?

成長期のスポーツ少年を悩ませる代表的な障害の疾患が「オスグッド病」である。休めば膝に痛みがなくなり、スポーツを始めると痛みが再発する。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏が、スポーツトレーニングの舞台裏を語る定期連載。今回は「オスグッド病のなぜ」について、卓球の福原愛やバドミントンの藤井瑞希など日本を代表するアスリートの個人指導経験を持つ同氏に訊いた。

スポーツ少年を悩ませる「オスグッド病」…障害を抱える要因とその予防策とは

 成長期のスポーツ少年を悩ませる代表的な障害の疾患が「オスグッド病」である。休めば膝に痛みがなくなり、スポーツを始めると痛みが再発する。フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏が、スポーツトレーニングの舞台裏を語る定期連載。今回は「オスグッド病のなぜ」について、卓球の福原愛やバドミントンの藤井瑞希など日本を代表するアスリートの個人指導経験を持つ同氏に訊いた。

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 成長期の選手たちが抱える膝の障害の1つ、オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)。まだ柔らかい成長期の骨(腓骨)が、太ももの筋肉(大腿直筋)に繰り返し引っ張られることで剥離し、膝のお皿の下の骨が徐々に飛び出てしまう障害です。日常生活では不自由がないものの、スポーツを行うと痛みが出る、赤く腫れる、熱を持つといった症状が出ます。

 オスグッド病は、ダッシュ&ストップ、膝を深く曲げる、膝に体重をグッと乗せるといった動作を繰り返すと発症しやすい傾向があります。競技で言うとサッカーやバスケット、テニスあたりが挙げられるでしょう。

 そして、練習や試合後、十分なストレッチをしないことでもリスクが高まります。筋肉はトレーニングをした分、強く、硬くなります。それを放置すれば、ますます骨にかかるテンション(負荷)が強くなるからです。

 オスグッド病の最大の予防策は、柔軟性を上げることです。ケアが必要なのは、太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋。そもそも、発達しやすく硬くもなりやすい筋肉なので、練習後は時間をかけてしっかりストレッチをしましょう。

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中野ジェームズ修一

1971年、長野県生まれ。フィジカルトレーナー。米国スポーツ医学会認定運動生理学士(ACSM/EP-C)。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナー。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球の福原愛選手やバドミントンの藤井瑞希選手など、多くのアスリートから絶大な支持を得る。クルム伊達公子選手の現役復帰にも貢献した。2014年からは、青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。主な著書に『下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」』(大和書房)、『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ』(徳間書店)などベストセラー多数。

長島恭子

編集・ライター。サッカー専門誌、フリーランスを経て編集ユニット、Lush!を設立。インタビュー、健康・ダイエット・トレーニング・ヨガを軸に雑誌、WEBでの執筆や、ムック、単行本を企画・制作。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『肩こりには脇もみが効く』(藤本靖著、マガシンハウス)など。

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