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大野将平はなぜ笑わないのか 東京五輪で連覇を目指す男が語る“畳の上の美学”

“楽しくない”柔道を続けるモチベーションは「勝ち続けること」

 自分よりも大きい相手を豪快に投げ飛ばすことが楽しくて、柔道に夢中になった幼少期。だが、残してきた実績に反比例するように、柔道を純粋に楽しめることはなくなった。では、大野は戦い続ける先に何を見ているのか。

【特集】日本のエースはなぜ畳に上がるのか 「勝ち続けることで違う境地に」 / 男子柔道・大野将平インタビュー(GROWINGへ)

「強いて言えばですが」と前置きしつつ、持論を展開した。「柔道界は王者が多い。五輪で金をとっても評価されない。名前が知られていない選手もいます」。柔道は男子で7階級、女子では6階級あり、柔道大国・日本からは数々の世界チャンピオンが生まれている。だが、その中で後世まで語り継がれるような存在は多くないと指摘する。

「僕は中量級のカテゴリーですけど、自分が現役を終えて10年、20年たって、一番強かったのは誰だろうと。そこで僕の名前が出るくらいに、柔道の歴史の中に名を刻みたい。そういう選手でありたい。だからこそ(五輪)連覇しなければならないし、これからも勝ち続けて自分の価値を高めていかなければいけない」

 シンプルに“最強”を追い求め、柔道史に名を刻む――。世界に誇る日本の柔道家が掲げるバカでかい野望は、決して夢物語ではない。勝ち続けるために、求道者は畳に上がり続ける。

(THE ANSWER編集部・角野 敬介 / Keisuke Sumino)

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