カヌー女子金メダリストが撮影「バルコニーからの人間観察＝絶え間ない娯楽」

　東京五輪で選手たちの生活拠点となっている選手村。各国選手がSNS上で共有する機会が増えているが、オーストラリアの女子選手は自室のベランダから見える日常を動画で公開した。仲良くダンスする選手あり、日光浴する選手あり、写真撮影する選手あり。生活を“チラ見”した様子に「競技見るより面白いかも」「このビデオ本当に最高」と話題になっている。

　世界のトップでしのぎを削る選手たちも日常はのどかだ。カヌー女子スラロームで金メダルを獲得したジェシカ・フォックス（オーストラリア）がTikTokで投稿したのは1本の動画。そこには選手村自室のベランダから撮影した映像が収められている。芝生にはボールを投げて遊ぶ選手がいれば、すぐ近くでは2人がそろって仲良くダンス中。五輪モニュメントで記念撮影する選手もいれば、芝生で寝転がり、日光浴をする選手もいる。

　コミカルな音楽に合わせ、投稿した動画はどことなくシュール。「パート1。選手村のアスリートたち。あなたはどのタイプ？　バルコニーからの人間観察＝絶え間ない娯楽」と投稿すると、海外ファンからは「日焼けしてる観光客（笑）」「ティックトッカーに笑った」「競技見るより面白いかも」「このビデオ本当に最高」「最初と最後かな」「HAHAHAH」と笑いが沸き起こっていた。

　また第2弾では「朝食時の人間観察」とし、朝の選手村風景をアップ。ボクシング、バレーボール、競歩など、様々な競技で汗を流す選手たちの姿を映し出している。「全ての異なる国とスポーツを見るのはアメージング」とし、選手村のならではの景色を楽しんでいる様子だった。