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東京五輪で誰が輝くのか 張本、美宇、美誠…「黄金世代」それぞれの現在地

張本が見据える未来「これからは自分の時代にしたい」

 一方の張本は、昨年の全日本選手権ではシングルス4回戦敗退、ジュニアの部はベスト8止まりという不甲斐ない結果に「死にたいくらい悔しかった」という敗戦をきっかけに、弱点を克服するためにフォアハンドとフットワークを磨き始めた。その練習の成果が出たのが、同年5~6月の世界選手権だ。

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 シングルスで水谷ら強豪選手を破って史上最年少(13歳)の8強入りを果たすと、8月のチェコオープンではワールドツアー最年少(14歳61日)優勝を飾った。その後、世界のトップ選手たちの厚い壁に跳ね返される戦いを繰り広げる中で心技体の成長曲線は凄まじい勢いで伸び、昨年末に行われた2018世界選手権日本代表最終選考会で優勝して代表の座を掴み取った。手応えと自信がしっかりとついて臨んだ今年の全日本では、昨年の借りを返すべく、ジュニアの部で初優勝し、一般の部も初制覇して目標達成を果たした。

「今大会の一番の目標は、ジュニアの部と一般の部の優勝だったので嬉しいです。昨年負けてからも父がずっと卓球を教えてくれて、この瞬間まで待っていてくれたので、一番感謝したい父に駆け寄りました。昨年、この大会で負けた悔しさをいつでも思い出して、またあの思いだけはしたくないということがモチベーションになってやってきました。全日本の悔しさは全日本でしか返せないからです。

 これまで10年間くらい水谷さんが追われてきましたが、これからは自分の時代にしたいので、どんな人が来ても絶対に負けないような実力をつけていきたいです。今後の大きな目標は、世界選手権団体で金メダルを取って、東京五輪でも個人と団体の2つの金メダルを取ることです」

 昨年の世界選手権で水谷に勝ったことが、張本のやる気の導火線に火をつけたという。その水谷に「ものすごい成長ぶりで世界選手権の時よりも数倍強くなっているし、さらに成長してくれるはずで、日本人の誰がやっても勝てない」と言わしめた張本が全日本王者として、今年の世界選手権団体戦で日本チームをどう引っ張っていくのか、楽しみだ。

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