[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

記者質問に怒り 3連覇の夢散ったNZ、負け試合の後で見えたハンセンHCの人心掌握術

主将リードに対する質問にぶ然「そういう質問はいかがなものか」

 会見では終始穏やかな表情を浮かべていたハンセンHCだが、その表情を変えた場面があった。終盤に海外メディアから同席した主将キーラン・リードに「選手はハングリーさに欠けていたのか?」と士気を問う質問を投げかけた時だった。リードは「私たちが今日まで、どれくらいのハードワークを積み重ねてきたかは、ご覧いただけたはずだ。試合の細かい点を見ればミスもあったかもしれない。だが、全力を投じたし、なんとか食らいつこうと、本気を見せて必死に戦った」と返答。すると、指揮官は即座にマイクに向かってやや怒気を含んだ言葉を発した。

【PR】ラグビーW杯日本大会は大激戦の末、南アフリカが優勝! 日本は悲願のベスト8…感動と興奮をありがとう! 「DAZN」でハイライト配信視聴可能、“初月無料キャンペーン実施中”!

「もう少し早く、よりハングリーさを前面に出せれば良かったという話。決して、選手たちにハングリー精神が欠けていたという話ではない。オールブラックスはW杯で準決勝まで勝ち進んだんだ。自分たちの歴史を築き、能力を発揮するためにこの舞台にいる。そういう質問はいかがなものか」

 負けた事実に変わりはないが、それと同様に選手が手を抜かず80分間を戦い抜いた事実も変わらない。家族との時間や余暇、体など、さまざまなものを犠牲にしながら、オールブラックスの誇りを看板を守り抜くためにプレッシャーを全身に受けながら努力を重ねた選手の姿を、誰よりも側で見続けてきた。だからこそ、ハンセンHCは選手の士気を問う質問が許せなかったのだろう。そしてまた、その感情を包み隠さず、選手を守る盾であり続けた姿勢こそ、個性豊かなタレント集団を1つにまとめあげることができたのだろう。

 決勝には進めなかったが、11月1日には3位決定戦が行われる。

「負けた時にこそ、人間は本来の性格が出る。勝っても負けても変わらず、同じ人間であり続けること。気落ちしてはいるが、負けた事実を受け入れたい。そして、次の試合に向けて、頭を切り替えていく」

 負けた時こそ頭を垂れず、前を向いて力強く歩む。最後は白星を飾り、笑顔で大会を締めくくりたい。

(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)

プロ野球徹底ライブ中継&見逃し配信

1 2
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
「DAZN」ラグビーワールドカップ2019全48試合ハイライト配信
フクヒロペアが選んだのは、ワコールのスポーツブラでした。
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集