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【W杯名珍場面】リーチ、試合直後に相手ロッカー訪問 “粋な贈り物”に海外感動「なんて素晴らしい!」

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は準々決勝が終了。4強が出揃い、16か国が大会を去った。史上初の8強入りを果たした日本は南アフリカに敗れたが、国民的な盛り上がりを見せた。世界トップ選手が連発する魅惑のプレーのほか、ホスト国・日本のおもてなしも話題を呼んでいる。26日に始まる準決勝まで待ち切れないファンに対し、ここでは今大会の準々決勝までに起きた名珍場面をプレーバック。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。

ラグビー・日本代表のリーチ・マイケル(中央)【写真:荒川祐史】
ラグビー・日本代表のリーチ・マイケル(中央)【写真:荒川祐史】

敗退の日本、今大会の名珍場面をプレーバック

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で史上初の8強入りを果たした日本はが敗退。しかし、国民的な盛り上がりを見せ、熱狂を呼んだ。ここでは今大会の日本の名珍場面をプレーバック。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は9月20日の開幕戦で日本がロシアを破った後の日本刀贈呈だ。リーチ・マイケル主将が相手ロッカーを訪問。ロシア協会公式ツイッターが実際の画像とともに紹介し、海外ファンに感動が広がった。


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 日本らしさはこの時から始まった。開幕戦後、ロシア協会公式ツイッターが公開したのは2枚の画像だった。ロシア選手が多く居並んだロッカー。そんな中でリーチ主将が訪れ、1人の選手と握手を交わしている。相手は日本選手が選ぶ、マン・オブ・ザ・マッチとなったキリル・ゴロスニツキーだ。しかも、その左手には日本刀が渡されており、周りの選手も拍手で称えている。

 もう1枚の写真では笑顔で並んだ2ショットも。投稿では「ラグビーW杯2019日本代表キャプテンのリーチ・マイケルが試合終了後、日本による対戦相手のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたキリル・ゴロスニツキーに日本の侍の刀をプレゼントした」と状況をレポート。勝って喜びに浸る一方で80分間、戦い抜いた相手選手への敬意を忘れず、粋なプレゼントまで贈っていたのだ。

 感動的な場面を目の当たりにした海外ファンも「これがラグビーのすべて!」「なんて素晴らしい!」と感激の声を上げていたが、大会公式ツイッターも反応した。これに引用する形で「全てはこれに尽きる。ピッチに立てば激しく戦い、ピッチを離れれば友だ」と記し、感銘を受けた様子。大会開幕の日にホスト国である日本が勝利以外にも光を浴びた。この日から、誇り高き桜のジャージの快進撃が始まった。

(THE ANSWER編集部)




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