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姫野和樹、3人でも動かせない“岩ジャッカル”に脚光 大会公式「反則誘う瞬間技」

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は、A組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。20日の準々決勝では南アフリカと東京スタジアムで激突。1次リーグを4戦全勝で突破した日本を支えた一人が、NO8姫野和樹だった。全試合フル出場で日本の屋台骨となっている25歳のプレーに脚光が集まっており、大会公式ツイッターが動画付きで公開している。

ラグビー日本代表の姫野和樹【写真:荒川祐史】
ラグビー日本代表の姫野和樹【写真:荒川祐史】

3人がかりでも剥がれない、日本を救うNO8姫野和樹の「ジャッカル」

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は、A組最終戦で日本がスコットランドに28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。20日の準々決勝では南アフリカと東京スタジアムで激突。1次リーグを4戦全勝で突破した日本を支えた一人が、NO8姫野和樹だった。全試合フル出場で日本の屋台骨となっている25歳のプレーに脚光が集まっており、大会公式ツイッターが動画付きで公開している。


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 日本の快進撃を支えたのは、姫野の強靭なフィジカルだった。大会公式ツイッターが公開したのは、サモア戦のワンプレー。ボールを回す相手を日本がタックルで止めると、ボールを持った選手に姫野が向かっていった。奪われまいと、サモア選手が1人、2人、3人と姫野を剥がしにかかる。しかし、日本のNO8は大きな岩のように動かなかった。日本ボールとなる好プレーだ。

 倒れた相手のボールを奪いにいく「ジャッカル」。相手の攻撃の芽を摘み、マイボールにするプレーだ。今大会、姫野が再三のピンチを救って脚光を浴びた。相手の反則を誘い、ペナルティゴールを演出することもできる。サモア戦後、姫野は「自分の強みですね」と胸を張る得意技だ。

 大会公式ツイッターでも「姫野和樹が得意とする『ジャッカル』」と紹介。動画付きで投稿し「倒れた相手から瞬時にボールを奪う」「仮に相手がボールを離さなければ『ノットリリースザボール』の反則となる」「カウンターのチャンスをつくるor相手の反則を誘う瞬間技」と説明している。

 姫野は身長187センチ、体重108キロの体格を生かし、ボールを持てば相手防御を突破。オフェンスだけでなく、ディフェンスでも力を発揮する。ファンの間では“ジャッカル姫野”のワードが流行中。今大会、ラグビーファン以外の人も何度も聞いた用語だろう。

 20日の準々決勝は、世界ランク5位の南アフリカ。世界トップクラスのフィジカルを持つ相手に、姫野の「ジャッカル」が頼りになるはずだ。

(THE ANSWER編集部)

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