[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

オールブラックス、今大会最多71得点で8強王手 ナミビアは前半善戦で会場惹き込む

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は6日、東京スタジアムでB組の世界ランク1位ニュージーランドがすでに1次リーグ敗退が決まっている同23位ナミビアを今大会最多得点となる71-9で下し、開幕3連勝を飾った。11トライでボーナスポイントを含め勝ち点5を獲得し、通算勝ち点14で暫定首位に浮上。4万8354人の大観衆の前で強さを見せつけ、8強へ大きく前進した。

オールブラックスがナミビアに勝利【写真:石倉愛子】
オールブラックスがナミビアに勝利【写真:石倉愛子】

オールブラックスは3連勝で勝ち点14

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は6日、東京スタジアムでB組の世界ランク1位ニュージーランドがすでに1次リーグ敗退が決まっている同23位ナミビアを今大会最多得点となる71-9で下し、開幕3連勝を飾った。11トライでボーナスポイントを含め勝ち点5を獲得し、通算勝ち点14で暫定首位に浮上。4万8354人の大観衆の前で強さを見せつけ、8強へ大きく前進した。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 試合前からオールブラックスが沸かせた。出陣の儀式「ハカ」を東京で今大会初披露。ド迫力の踊りで観衆を魅了した。しかし、試合後、最初に沸かせたのは、ナミビアだった。前半2分、左45度のおよそ40メートルの位置から果敢にペナルティゴールを狙い、SHスティーブンスが見事に成功。3-0と先制した。

 ナミビアは前半6分に巧みなキックパスからWTBリースにトライを献上。同21分にディフェンスラインを細かいパスで突破されてCTBレーナートブラウンにトライを奪われたが、ひるまない。果敢に攻めて相手のペナルティを誘い、同26分、30分とスティーブンスがペナルティゴールを成功させて9-10と1点差に迫り、大善戦。ナミビアのアタックの度に会場から大歓声が沸き起こった。

 ただ、オールブラックスにも世界最強の意地がある。前半35分にFLタアバオがトライを決め、15-9と突き放すと40分を過ぎてラストワンプレーとなった後、ペナルティをもらってもスクラムを選択。果敢に攻め続け、4分経ってようやく、SHスミスがトライを決めた。コンバージョンも成功し、24-9で折り返した。

 後半になると、オールブラックスが圧倒した。後半2分にPRムーディー、6分にCTBレーナートブラウン、11分にWTBリース、15分にLOホワイトロックと立て続けにトライを奪取。52-9と序盤で一気に突き放した。

 大差をつけられてもナミビアは諦めない。23分にはパスで左右に振りながらアタックを何度も繰り返し、敵陣22メートルラインを突破。すると、会場から手拍子とともに「ナミビアコール」が起こった。トライにこそ結びつかなかったが、会場のファンをぐっと惹き込んだ。

 オールブラックスは以降もトライを重ね、終わってみれば、2戦目のカナダ戦(63-0)を上回る今大会の最多得点で圧勝。開幕3連勝とした。勝ち点を14に伸ばし、暫定首位に。最終戦のイタリア戦は敗れてもボーナスポイント1を獲得すれば、自動的に8強進出が決まる。

【B組順位表】

1位 ニュージーランド(14)
2位 南アフリカ(10)
3位 イタリア(10)
4位 ナミビア(0)
5位 カナダ(0)※

※カナダの消化試合は2試合

(THE ANSWER編集部)




W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
DAZN
Lemino
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集