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日本人が“日本の価値”を知るW杯 アイルランドファンは富士山に息を呑んだ

「当たり前」の陰に隠れ、見えなかったものの価値を再認識する大会に

「当たり前」の陰に隠れ、見えなかったものの価値を再認識する。今大会、日本人にとって、そんな機会が増えている。


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 事前キャンプ地の礼を尽くした歓迎、大会期間中の客席のごみ拾い、出場各国とともに行う国歌の合唱……。日本人にとって「当たり前」だった礼節やおもてなしの精神が相手の心を打ち、逆に海外選手たちはお辞儀で感謝を表している。そして、彼らがぎこちなくも一生懸命に頭を下げる姿を見て、どこか嬉しい気持ちになり、私たちはまた“お辞儀が持つ意味”について考えさせられる。

「できるだけ日本の皆さんと繋がりたい。私たちを愛してくださっていた。今日も素晴らしかった。オールブラックスのジャージを着てくださっていた方もたくさんいた。そういう思いに応えたいと思っていた」

 オールブラックスの主将キーラン・リードは今大会初めてお辞儀を披露した試合後の会見でこんな言葉を残している。

 日本で行われるW杯は、世界一を争う選手たちの迫力を間近で見られることが、大会の価値のすべてではない。富士山の素晴らしさを知ったアイルランドファンの姿に気づかされたように、日本人が海外選手、ファンを通じて、日本らしさを再発見することにも大きな価値があるように思う。日本人が“日本の価値”を知るW杯。その機会は11月2日の決勝まで続いていく。

(THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara)




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