カタールW杯準決勝・フランス―モロッコ戦

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）は14日（日本時間15日）、準決勝でフランスがモロッコを2-0で下し、2大会連続優勝に王手をかけた。18日（同19日）の決勝でアルゼンチンと激突する。モロッコは敗れたものの、フランスゴールに再三迫り、ハイレベルな試合を展開。今大会に出場した日本代表DF長友佑都は「モロッコの躍進に勇気と感動をもらった」とツイートした。

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　今大会5試合1失点と鉄壁の守備を誇るモロッコ。前半5分にDFエルナンデスに先制ゴールを許したものの、以降は攻守に切り替えの早いハイレベルな試合を展開した。後半は立ち上がりから再三、フランスゴールに迫る。惜しくも得点を奪えず、逆に後半34分にFWコロムアニに追加点を献上。それでも、試合終了まで決して諦めず、足を止めることはなかった。

　アフリカ勢史上初のベスト4進出は、今大会最大のサプライズ快進撃となった。長友は試合後にツイッターを更新し、「フランス強かった」と述べた後で「モロッコの躍進に勇気と感動をもらった。ありがとう」と感謝の気持ちを記した。また、試合中にツイッターを頻繁に投稿していた元日本代表MF本田圭佑も「Congratulations France Thanks a lot Morocco」とつづった。