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森保一監督「新たな景色を皆さんに見せたい」 堂安&三笘を後半投入で奇跡の逆転劇

サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、E組の日本はスペインに2-1の逆転勝利を収め、2勝1敗の勝ち点6として同組1位で2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。試合後、森保一監督は「皆さんに新たな景色を見せたい」と語った。

日本代表の森保監督【写真:ロイター】
日本代表の森保監督【写真:ロイター】

カタールW杯・E組

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は1日(日本時間2日)、E組の日本はスペインに2-1の逆転勝利を収め、2勝1敗の勝ち点6として同組1位で2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。試合後、森保一監督は「皆さんに新たな景色を見せたい」と語った。

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 日本はこれまでの2戦と違い、前半から3-5-2システムでスタート。それでも立ち上がりからスペインが圧倒的にボールを支配する展開となり、前半11分には右クロスをゴール前のFWモラタに頭で合わせられて先制点を許した。その後もスペインのパス回しに翻弄され、前半を終えた時点で支配率はスペインが78%。日本は16%と大きな差がついた。

 後半開始からMF堂安律、MF三笘薫といった攻撃的選手を投入。すると3分、前線からのチェックでボールを奪い、最後は堂安が豪快な左足シュートを突き刺して同点。さらに6分には堂安の右グラウンダークロスを三笘が折り返し、最後が田中が押し込んだ。三笘の折り返しのボールがゴールラインを割っていた可能性があるとしてVAR介入があったが、ゴールが認められた。

 1点リードとなり、スペインが逆襲の態勢を整える中、日本はFW浅野拓磨を入れ、さらにDF冨安健洋、MF遠藤航も入れて守備を固めた。30分以降はスペインのほとんどの選手が日本の陣内に入って猛攻。それでも日本は粘り強い守備でしのぎきり、初戦のドイツ戦に続く逆転勝利を収めた。

 試合後、感極まった様子でインタビューエリアに現れた森保監督は「選手たちがタフに粘り強く戦ってくれた。試合を通して苦しい戦いだったが、選手たちが最後まで戦ってくれたのが良かった。応援してくれた皆さんの気持ちがつながった」と語った。

 劣勢をまたもひっくり返し、悲願のベスト8への挑戦権を得た日本。指揮官は「新たな景色を皆さんに見せたいと思います」と先を見据えた。決勝トーナメント1回戦はF組2位のクロアチアと対戦する。

(THE ANSWER編集部)




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