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アスリートを目指す子供にも最適 「一番栄養が詰まった食材」を見分ける方法は?

日本食といえば、春夏秋冬の四季折々で楽しめる様々な食材が並ぶ。いわゆる『旬』と呼ばれる食材の数々は、子供の健康な体づくりにも有効活用できるようだ。

「四季があること」のメリットとは

 日本食といえば、春夏秋冬の四季折々で楽しめる様々な食材が並ぶ。いわゆる『旬』と呼ばれる食材の数々は、子供の健康な体づくりにも有効活用できるようだ。

 日本列島は東西南北に伸びて、なおかつ海と山に囲まれた地形となっているため、それぞれの地域に根付いた食材が多い。それを生かした郷土料理も多く、飽きることなく食事を楽しめる。なおかつ季節によって変化する旬の食材は、様々な点でメリットがあるという。

 サッカーJリーグの横浜F・マリノス、ラグビートップリーグのパナソニックワイルドナイツで栄養アドバイザーを務める橋本玲子さんは「日本人は『四季がある』ということを当たり前にとらえすぎていて、他の国と比べた際のメリットを感じていないのかもしれません」と切り出した。

「例えばシンガポールなどの赤道直下の国になると、食べられるお魚が1年中同じ、ということは珍しくありません。一方で日本は季節によってバラエティーに富んだ食材が手に入ります。その中でも昔から言われている『旬のものを食べましょう』というのは、理にかなっているのです。

 旬の食材はその時期に多く出回りますし、その食材自体にも豊富な栄養素が含まれているのです。代表的なもので言えば、春と秋の2度、旬がある『初ガツオ』と『戻りガツオ』は、春にタンパク質が多くサッパリとした味わいで、秋になると脂がのるので濃厚な味わいが楽しめるんですよ。」

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

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