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渋野日向子も一目を置いていた20歳西郷真央の才能「一度勝ったらなんぼでも勝てる子」

国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。首位から出た20歳・西郷真央(島津製作所)が1イーグル、2バーディー、1ボギーの69で回り、通算13アンダーで逃げ切りV。ツアー史上最速10戦で5勝という快挙となった。

ブリヂストンレディス、優勝を決めガッツポーズする西郷真央【写真:Getty Images】
ブリヂストンレディス、優勝を決めガッツポーズする西郷真央【写真:Getty Images】

大会前日の会見で言及、渋野「本当にレベルの高い選手」

 国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。首位から出た20歳・西郷真央(島津製作所)が1イーグル、2バーディー、1ボギーの69で回り、通算13アンダーで逃げ切りV。ツアー史上最速10戦で5勝という快挙となった。


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 劇的イーグルで勝利を手繰り寄せた。16番パー5の第2打、西郷は右ラフからウッドを強振。グリーン左のバンカーに運ぶ攻めを見せた。そして、ここからチップインイーグルを奪取。ギャラリーも大興奮のスーパーショットで、首位に4人が並んだ大混戦から抜け出し、終わってみれば逃げ切り勝ちだった。

 その実力は全英オープン女王も一目を置くものだった。今大会、米女子ツアーから今季国内初参戦した渋野日向子(サントリー)は開幕前日の会見で、西郷について問われ、「去年も『なんで勝ってないの?』というくらいのレベルだったので。今年、こんだけ活躍していることに対しては全く驚いていない」と言った。

「一度勝ったらなんぼでも勝てる子だなって。年上だからって偉そうに言っちゃってますけど……(笑)。本当にレベルの高い選手」と評した上で「個人的には西郷選手みたいな、パーオン率も高く、フェアウェーキープも凄い……私もそういうゴルフをしたいと思う選手です」と理想的なスタイルであると明かした。

 直近2戦は予選落ちと苦しみながら、師匠の尾崎将司の指導もあり、見事なV字回復。開幕戦のツアー初優勝から10戦5勝とした。次戦は初の海外試合となる全米女子オープン(6月2日開幕)。今季は海外メジャーで結果を残すことを目標としており、渋野らとともに夢の舞台で飛躍を目指す。

(THE ANSWER編集部)




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