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松山英樹に1打差2位 34歳トリンゲールはアウェー覚悟も「日本の観客は礼儀正しい」

米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップ第3ラウンド(R)が23日、千葉・アコーディア習志野CC(パー70、7041ヤード)で開催された。松山英樹(LEXUS)は、前半を4バーディー、2ボギーの68。通算10アンダーとして単独首位をキープした。1打差の2位キャメロン・トリンゲール(米国)は、最終Rも応援が松山に集まることを覚悟しつつ、「自分の楽しんでいることをアピールしたい」と笑みを浮かべた。

最終ホールを終え、握手を交わす松山英樹(左)とトリンゲール【写真:AP】
最終ホールを終え、握手を交わす松山英樹(左)とトリンゲール【写真:AP】

日本開催のZOZOチャンピオンシップ第3R

 米男子ゴルフツアー日本開催大会のZOZOチャンピオンシップ第3ラウンド(R)が23日、千葉・アコーディア習志野CC(パー70、7041ヤード)で開催された。松山英樹(LEXUS)は、前半を4バーディー、2ボギーの68。通算10アンダーとして単独首位をキープした。1打差の2位キャメロン・トリンゲール(米国)は、最終Rも応援が松山に集まることを覚悟しつつ、「自分の楽しんでいることをアピールしたい」と笑みを浮かべた。


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 最終18番パー5。トリンゲールは第3打のアプローチをピンそばに寄せ、観客から拍手を受けた。瞬間、両手を挙げ、親指を立てるサムアップポーズで応えた。

「日本の観客はとても礼儀正しく、楽しそうにしているので、それをこちらからも返そうとしている」

 言葉通り、トリンゲールは拍手を受けるとその度にうなずき、手を挙げた。1番ホールから、同組の松山を見たさに多くの観客がついたが、その状況も大いに楽しんでいた。強風が吹く中で苦しみもしたが、18番で松山がボギーを打ち、自身がバーディーにしたことで、差は「3」から「1」に縮まった。

 だが、最終Rが「完全アウェー」になることは覚悟している。「自分に応援が向くとは思っていないけど、自分のプレーしながら結果を待つだけだよ」。世界ランク69位、ツアー未勝利の明るい34歳。松山の手強い敵になりそうだ。

(THE ANSWER編集部)




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