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ブレイクダンスは“不良のダンス”じゃない 五輪候補選手が語る「競技」としての魅力

国際オリンピック委員会(IOC)理事会において2024年パリ五輪の追加競技種目としてブレイキン(ブレイクダンス)が正式に採用されたことを受け、日本ダンススポーツ連盟(JDSF)は14日、川崎市内で会見を実施。選手たちは4年後に向けた飛躍を口にするとともに、これまでのブレイキンに対する悪い先入観を取っ払い、競技の素晴らしさを伝えていくことを誓った。

デモンストレーションで踊りを披露した半井重幸【写真:宮内宏哉】
デモンストレーションで踊りを披露した半井重幸【写真:宮内宏哉】

24年パリ五輪の追加種目に採用、14日にトップ選手が会見

 国際オリンピック委員会(IOC)理事会において2024年パリ五輪の追加競技種目としてブレイキン(ブレイクダンス)が正式に採用されたことを受け、日本ダンススポーツ連盟(JDSF)は14日、川崎市内で会見を実施。選手たちは4年後に向けた飛躍を口にするとともに、これまでのブレイキンに対する悪い先入観を取っ払い、競技の素晴らしさを伝えていくことを誓った。


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「僕がダンスを始めた時は(ブレイキンは)不良がやっているダンスだと。親にも『いつまでやってるんだ』と言われてきた」

 会見で、JDSF業務執行理事・ブレイクダンス本部本部長の石川勝之氏は自身の経験をこう振り返った。現在39歳。以前より競技への抵抗を持つ人は減ってはきているが、認知度を高めると共に、競技の正しい魅力を伝えていかなければならないと感じている。

「ヒップホップ、Bボーイと聞くと『Yo!Yo!』みたいなイメージを持たれるかもしれない。でも、(会見に)登壇している選手などはブレイキンをやっていることによって、勝っても負けても本気でやることで人間的に大きくなれるとか、友達が増えるとか。そういうことに気付いている人たちだと思う」

 ネガティブな先入観を持たれてしまうことも少なくない。しかし、どんなスポーツでも、競技に打ち込むことで成長することができる。ブレイキンも例外ではない。仲間、競争相手と切磋琢磨することで技術以外の面でも成長することができる。

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