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前田健太、相手を完璧に封じ込めた理由とは 敵将も称賛「そういう投球をされると…」

米大リーグ・ツインズの前田健太投手は18日(日本時間19日)、ブルワーズ戦に先発登板。勝ち星はつかなかったが9回途中1安打1失点の好投を見せた。無安打投球を続けていた9回、先頭打者に安打を許してノーヒットノーランを逃したが、8連続を含む12奪三振の力投。リリーフが打たれて4勝目は消滅したが、チームは延長12回にサヨナラ勝ちした。前田の前に8回まで手も足も出なかったブルワーズのクレイグ・カウンセル監督も脱帽するしかなかった。

9回途中1安打12奪三振と好投したツインズの前田健太【写真:AP】
9回途中1安打12奪三振と好投したツインズの前田健太【写真:AP】

9回先頭まで無安打投球、抑え込まれた敵将は「失投がなかった」と脱帽

 米大リーグ・ツインズの前田健太投手は18日(日本時間19日)、ブルワーズ戦に先発登板。勝ち星はつかなかったが9回途中1安打1失点の好投を見せた。無安打投球を続けていた9回、先頭打者に安打を許してノーヒットノーランを逃したが、8連続を含む12奪三振の力投。リリーフが打たれて4勝目は消滅したが、チームは延長12回にサヨナラ勝ちした。前田の前に8回まで手も足も出なかったブルワーズのクレイグ・カウンセル監督も脱帽するしかなかった。


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 相手打線をきりきり舞いさせた。前田は伸びる速球と落ちる変化球などを駆使。圧巻だったのは3回1死からの8者連続三振。球団新記録を樹立するなどし、ブルワーズ打線を8回終了まで四球2つのみ、無安打に抑え込んだ。

 ノーヒットノーランへの期待が高まった9回、先頭のソガードに右前にポテンヒットを許し、偉業達成はならなかったが、圧倒的な投球を見せた。

 今季最高の投球を見せた前田のなにが良かったのか。メジャー移籍後最多の115球を投げ、うち78球がストライク。実に67.8%がストライクだった。2四球は出したが、それ以外で3ボールになったのは4度だけだった。地元メディア「FOXスポーツ・ウィスコンシン」によると、カウンセル監督も前田の制球力を高く評価した。

「失投が無かった。ストライクゾーン低めにボールを集めていた。3-1のような打者有利のカウントにならなかった。彼はストライクをどんどん投げ込み、変化球でもストライクを奪っていた。そういう投球をされると打者は狙いを定めづらい」

 多彩なボールでストライクを先行させ、投手有利に運んだ前田。その結果が導いた快投だった。

(THE ANSWER編集部)




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