[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

羽生結弦は「最も成功しているスケーター」 ISUが4大陸選手権の初優勝を回顧

カナダ・モントリオールで18日に開幕予定だったフィギュアスケートの世界選手権は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中止となった。羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)らが世界の強豪と戦う頂上決戦は幻に。予期せぬ形で今季終了となったが、国際スケート連盟(ISU)は公式サイトで、2月の4大陸選手権で男子初の「スーパースラム」の快挙を達成した羽生について振り返っている。

羽生結弦【写真:AP】
羽生結弦【写真:AP】

羽生は2月の4大陸選手権で初優勝、ジュニア&シニアの主要国際大会を完全制覇

 カナダ・モントリオールで18日に開幕予定だったフィギュアスケートの世界選手権は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中止となった。羽生結弦(ANA)、宇野昌磨(トヨタ自動車)らが世界の強豪と戦う頂上決戦は幻に。予期せぬ形で今季終了となったが、国際スケート連盟(ISU)は公式サイトで、2月の4大陸選手権で男子初の「スーパースラム」の快挙を達成した羽生について振り返っている。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 快挙は今も心に焼き付いている。韓国・ソウルで行われた4大陸選手権。羽生はSPで「バラード第1番」、フリーで「SEIMEI」という平昌五輪を制した演目を再演。合計299.42点をマークし、初優勝を飾った。これにより、ジュニア&シニアの主要国際大会を完全制覇する「スーパースラム」という男子初の快挙を達成した。

 SPでは世界歴代最高得点となる111.82点を記録するなど、観客を魅了した羽生について、ISUは公式サイトに掲載した記事で「ユヅル・ハニュウは最も成功しているスケーターと言える」と称賛。4大陸選手権での演技について、こう記している。

「日本のスターはショートプログラムで極上の演技を見せ、世界最高記録の111.82ポイントを叩き出した。フリープログラムの『SEIMEI』の演技はパーフェクトではなかったが、変わらない力強さを見せつけ、優勝した」

 男子66年ぶりの五輪連覇を達成するなど輝かしい実績を誇る羽生だが、4大陸選手権の優勝はこれまでなかった。ISUは記事で、羽生が語った言葉を次のように紹介している。

「勝ったことで安心というか、ホッとしています。4大陸選手権は私が参加する大会の中で、最も勝つことが難しい大会だったからです。だから最終的にこのタイトルを獲得できたことが本当に幸せです」。ファンにとっても念願だったタイトルを、本人も喜んでいたことが伝えられている。

(THE ANSWER編集部)




W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集