八村塁が見せた片手ダンク、実況席も衝撃「彼のマッスルを見てくれ、冗談だろ！」

　米プロバスケットボール（NBA）のウィザーズは10日（日本時間11日）、本拠地でニックスと対戦し、122-115で勝利。復帰以降、15試合連続先発の八村塁は3試合ぶりの2桁得点となる12得点、7リバウンド、2アシスト、2ブロックを記録した。相手ディフェンスをものともしない見事なボディーバランスを見せた片手ダンクに実況も「オー！　ホッホッホッホッ！」と大興奮。球団公式ツイッターが動画付きで公開している。

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　強い。60-76の第3クォーター残り7分30秒。ゴール下に走り込んだ八村は、自らボールを呼び込んだ。パスを受けると、相手のジュリアス・ランドルがすぐさまチェック。くるりと反転した八村は、腰で相手を受けるようにして跳ね返した。203センチの身長は同じだが、自身より9キロ重い113キロのランドルの体がわずかに浮く。この隙に背番号8は右手でダンクを決めてみせた。

　パワー溢れるプレーの動画を球団公式ツイッターが公開している。中継している米放送局「NBCスポーツワシントン」の実況席は「オー！　ホッホッホッホッ！」と思わず笑い声を上げ、大興奮。さらに「スペースを作ったハチムラが片手でダンクを決めた。彼のマッスルを見てくれ、冗談だろ！」と熱狂している。

　八村はダンク3発を含む12得点、7リバウンド、2アシスト、2ブロックを記録。直近2試合は無得点を含め、計3得点と沈黙していたが、攻守にわたって存在感を発揮し、最大18点差の逆転勝ちに貢献した。