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“最強のクラスメート”の分まで― 千葉商大付・柏崎清花、200自で涙の初V

全国高校総体(インターハイ)水泳第2日は18日、競泳女子200メートル自由形で柏崎清花(3年=千葉商大付)が2分00秒89の自己ベストで涙の初Vを飾った。

インターハイ競泳、自己ベストでV…リオ代表・持田早智は同級生「自分も強くなりたい」

 全国高校総体(インターハイ)水泳第2日は18日、競泳女子200メートル自由形で柏崎清花(3年=千葉商大付)が2分00秒89の自己ベストで涙の初Vを飾った。

 思わず、涙があふれ出た。場内インタビューに立つと、柏崎は声にならない声を上げた。「すごくうれしいです。昨日の個人メドレーの悔しさがあって、今日は絶対に勝ってやるという気持ちでした」。初日の200メートル個人メドレーは2位。雪辱を最高の形で果たし、うれし涙が頬を伝った。

 前半を3番手で折り返したが、残り50メートルで2番手と順位を上げ、最後に竹村花梨(2年=近大付)を抜き、先頭でゴールに飛び込んだ。「競っているのが見えていた。(これまでは)競り負けることがあったけど、最後に負けたくないという気持ちでした」。気力を振り絞り、掴んだ優勝だった。

「親しい友」であり「ライバル」であり「憧れの人」を力に変えた。この種目はチームメートで、リオデジャネイロ五輪代表の持田早智(3年)が連覇を達成していた。しかし、今大会はリレーに専念するため出場せず。レース前、声をかけられた。「自分の分も頑張って」――。その言葉を胸にレースに挑み、無心で泳いだ。

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