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【競泳】日大豊山、800mリレー大逆転V 吉田啓祐が5人抜き&4冠「ラスト50mは死に物狂いで」

全国高校総体(インターハイ)の競泳(日本ガイシアリーナ)第3日は19日、男子800メートルフリーリレーで日大豊山(東京)が7分30秒44で優勝。400メートルフリーリレーに続いて制した。アンカーの吉田啓祐(3年)は5人抜きの大逆転を演じ、個人の200メートル、400メートルの自由形と合わせ、今大会4冠となった。

男子800メートルフリーリレーは日大豊山(東京)が7分30秒44で優勝【写真:荒川祐史】
男子800メートルフリーリレーは日大豊山(東京)が7分30秒44で優勝【写真:荒川祐史】

インターハイ第3日、アンカー吉田が3秒差をひっくり返す逆転劇

 全国高校総体(インターハイ)の競泳(日本ガイシアリーナ)第3日は19日、男子800メートルフリーリレーで日大豊山(東京)が7分30秒44で優勝。400メートルフリーリレーに続いて制した。アンカーの吉田啓祐(3年)は5人抜きの大逆転を演じ、個人の200メートル、400メートルの自由形と合わせ、今大会4冠となった。

アンカーの吉田啓祐(3年)は5人抜きの大逆転を演じた【写真:荒川祐史】
アンカーの吉田啓祐(3年)は5人抜きの大逆転を演じた【写真:荒川祐史】

 日大豊山が圧巻の大逆転を演じ、大接戦を制した。6位でバトンを受けたアンカー吉田は1位の四條畷学園(大阪)と3秒31差で飛び込んだ。すでに200、400メートルを制している3年生は圧巻の泳ぎを披露。一人、また一人と追い抜き、ラスト50メートルは上位3校が横並びの大混戦となったが、最後に吉田が力強く伸び、先頭で歓喜のゴールに飛び込んだ。

 2位の四條畷学園とは0秒35差。5人抜きの吉田は「うまくいって良かった。個人の200メートルでは前半突っ込まず、ラスト50メートルだけの泳ぎ。今回は前半から突っ込んだつもり。ラスト50メートルはバテそうだったけど、死に物狂いで泳いだ。800メートルリレー優勝は自分たちでも目指そうと言ってきたし、先生たちに恩返しができて良かった」と喜んだ。

 ◇インターハイの競泳は17日から4日間にわたって熱戦が繰り広げられる。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。

(THE ANSWER編集部)

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