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【飛込】熱い夏のライバルストーリーは続く、逆転負けの中秀太郎は高飛込へ「優勝しかない」

20日の高飛込で再対決、2位の中は「優勝しかない」とリベンジ誓う

 中学2年生でともに世界ジュニアの代表に選ばれた同世代のライバル対決は、西田が先勝した。

「高飛込が本命」と話す西田にとっては「驚き」の優勝となったが、「苦手な技をミスなくまとめられたのが勝因」と入水の美しさを武器に安定感ある演技を披露。得意な107C(前宙返り3回半抱型)でも唯一の70点台を叩き出し、「高飛込に繋がるいい演技ができた」と頬を緩めた。

 一方、難易度の高い空中演技が強みの中は「守りに入らずチャレンジしたことはすごく意味があった。次に繋がる試合になった」と攻めの姿勢を貫いたことで見えた課題があると顔を上げる。

 20日の高飛込に向けて、「優勝しかない。今は勝つことしか考えていない。くやしがるのは、高飛込が終わった後です」と力強く宣言。熱い夏のライバルストーリーはまだまだ続く。

(山田 智子 / Tomoko Yamada)

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山田 智子

愛知県名古屋市生まれ。公益財団法人日本サッカー協会に勤務し、2011 FIFA女子ワールドカップにも帯同。その後、フリーランスのスポーツライターに転身し、東海地方を中心に、サッカー、バスケットボール、フィギュアスケートなどを題材にしたインタビュー記事の執筆を行う。

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