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【飛び込み】シンクロ仲良しコンビが初優勝で充実感 「練習以上にいい演技」「1番楽しかった」

全国高校総合体育大会(インターハイ)は18日、公開競技の女子3mシンクロ飛板飛込が行われ、日本ガイシアリーナを練習拠点にする若林佑希子(3年=愛工大名電)、中村日南(1年=名古屋南)の仲良しコンビが初優勝を飾った。

女子3mシンクロ飛板飛込で初優勝を飾った若林佑希子(3年=愛工大名電)、中村日南(1年=名古屋南)【写真:山田智子】
女子3mシンクロ飛板飛込で初優勝を飾った若林佑希子(3年=愛工大名電)、中村日南(1年=名古屋南)【写真:山田智子】

公開競技の3mシンクロ飛板飛込で若林、中村ペアが優勝

 全国高校総合体育大会(インターハイ)は18日、公開競技の女子3mシンクロ飛板飛込が行われ、日本ガイシアリーナを練習拠点にする若林佑希子(3年=愛工大名電)、中村日南(1年=名古屋南)の仲良しコンビが初優勝を飾った。

「地元で優勝できてうれしい」と声を合わせる二人。今回が全国大会初参戦で、シンクロの練習を始めたのは1か月ほど前だというが、同調性を評価するシンクロナイゼーションでは10点満点中8.0を揃えるなど息ぴったり。「特に何も合わせようと意識しなくても合う。今日の試合も合わせなきゃというのはなかった」(若林)「練習初日から合っていた」(中村)。こう振り返るほどだ。

 若林が中学2年、中村が小学6年生の頃から、練習が休みの月曜日以外は常に一緒に過ごし、練習以外でも一緒に遊びに行く仲の良さを存分に発揮した。

 地元の温かい声援も二人の背中を押した。「全く緊張しなかった」(中村)「今までで一番楽しかった」(若林)と試合中も終始言葉を交わしながら笑顔がたえない。若林も中村も高飛込、板飛込の個人戦に出場しているが、「いい気分転換になった」(若林)「リラックスできた」(中村)と良いリフレッシュになった様子。連日ピリピリとした緊張感ある試合が続く中、二人の弾ける笑顔とそれをやさしく見守る観客が会場の空気をふっと和らげていた。

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山田 智子

愛知県名古屋市生まれ。公益財団法人日本サッカー協会に勤務し、2011 FIFA女子ワールドカップにも帯同。その後、フリーランスのスポーツライターに転身し、東海地方を中心に、サッカー、バスケットボール、フィギュアスケートなどを題材にしたインタビュー記事の執筆を行う。

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