[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

  • HOME
  • インハイ特集
  • 【サッカー】「普通のプレーヤー」だった3年生 明秀日立DFが味わった「努力の末の悔しさ」の価値

【サッカー】「普通のプレーヤー」だった3年生 明秀日立DFが味わった「努力の末の悔しさ」の価値

トーナメントは、結果がすべて。しかし、敗者にも得る物は、ある。全国高校総体(インターハイ)の男子サッカー競技は9日に3回戦を行い、明秀学園日立(茨城)は1-3で桐光学園(神奈川2)に敗れた。

桐光学園の西川(右)と対峙する明秀日立の深町(左)【写真:平野貴也】
桐光学園の西川(右)と対峙する明秀日立の深町(左)【写真:平野貴也】

インターハイ男子サッカー、明秀日立DF深町琢磨が大舞台で得た物

 トーナメントは、結果がすべて。しかし、敗者にも得る物は、ある。全国高校総体(インターハイ)の男子サッカー競技は9日に3回戦を行い、明秀学園日立(茨城)は1-3で桐光学園(神奈川2)に敗れた。

 相手は、元日本代表MF中村俊輔(磐田)をはじめ、数々のプロ選手を輩出している名門校。元々、入部してくる選手の質が違う。明秀日立から見れば、タレント軍団と言えるチームだ。それでも、前半にセットプレーから失点を喫した後、じわじわと押し返して同点に追いつき、相手を苦しめた。だが、一瞬の隙で勝利の可能性はこぼれた。後半、連係ミスから勝ち越し点を奪われて、勝機を逸した。

 失点に絡んでしまった深町琢磨(3年)は「チームの思いを背負っていたし、監督に起用してもらったので、良いプレーをしようと思っていたのに、悔しい結果で終わってしまった。DFは、ワンプレーで試合が決まってしまう。甘かった。みんなに申し訳ない」と肩を落とした。ポジションは、3バックの右。相手がタッチライン際に出した縦パスに反応して奪いに出たが、同時にGKも出てきてしまった。

「ボールを奪って、GKにバックパスをしようと思っていたんですけど、コミュニケーションをうまく取れませんでした。だから、ボールを奪った後、サイドに出そうと思ったら、相手にひっかかって取られてしまい、焦って突っ込んでしまいました」

 競り合ったのは、桐光学園で1年次から10番を背負っているU-16日本代表の西川潤(2年)。焦って飛び込んだ深町は、切り返しでかわされ、守備の準備が整っていない明秀日立は、西川のラストパスから失点を喫した。

 萬場努監督も悔やんだ場面だったが「3バックのほかの2人は、昨年から試合に出ているけど、3番の子(深町)は、経験不足。でも、あの場面までは、よく抑えてくれた。チームで大事にしているのは、個の成長力。深町は、中学では主力ではなかったけど、この立ち位置まで来ている。そういうのが大事」と選手の歩みについては評価を与えた。

1 2
全国高体連公式 インターハイ応援サイト
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
SPORTS JAPAN GATHER: スポーツメディア ギャザー