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「作っても食べないから」で諦めない 子供の食わず嫌い防ぐ「言葉」とは

子供の頃の食事は後の体づくりやコンディションにつながっている。Jリーグの下部組織やラグビースクールを中心にジュニア世代の食事をサポートする公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏が、栄養バランスの良い成長期の食事の必要性を語る。

怪我、風邪の引き金に…公認スポーツ栄養士が語る“食わず嫌い”の対処法

 子供の頃の食事は後の体づくりやコンディションにつながっている。Jリーグの下部組織やラグビースクールを中心にジュニア世代の食事をサポートする公認スポーツ栄養士・橋本玲子氏が、栄養バランスの良い成長期の食事の必要性を語る。

 現在スポーツをしている、あるいは将来スポーツ選手を目指す成長期の子供たちにとって、「栄養バランスの良い食事を摂る」ことは重要な意味があります。勿論、成人にとっても栄養バランスの良い食事は大切ですが、子供と大人の大きな違いは、食事の内容が成長・発達に関わること。食が細い・好き嫌いがあると、栄養の偏り=栄養不足を起こし、成長・発達が妨げられる恐れがあり、子供たちの持って生まれた力を最大限生かしきれない可能性があります。


人間の体は様々な臓器や器官が段階を経て発達している

 人間の体は様々な臓器や器官が段階を経て発達します。(表A参照)。ところが、体が「成長しよう!」というタイミングに必要な材料(栄養)がなければ、すくすくと発育できない。体を大きくする骨格系は勿論、体の反応や機能的に操る能力に関わる神経系や体力そのものに関わるリンパ系と考える力は、将来、強い選手になるために必要なあらゆる能力の成長に影響します。

「うちの子は野菜嫌いですが元気です」という方もいます。勿論、なかにはそういう子供もいますし、実際、子供の頃は偏食や少食でも、栄養不足を自覚する症状は体重が軽い、背がなかなか伸びないという程度です。ところが、練習量が増える中学生以降になると、とたんに疲れやすい、ついていけない、怪我をしやすい、風邪などを引きやすくなるなど、今までに感じなかった体調不良などが現れるのです。

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

2003年ラグビーワールドカップ日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビートップリーグ・パナソニック ワイルドナイツ(2005年~現在)、車いすバトミントン選手の栄養アドバイザーとして、トップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、未来のアスリートを目指すジュニア世代と保護者に向けて、健康なこころとからだを育むための食育活動なども行っている。

URL:http://food-connection.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビューや健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌などで編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(共に中野ジェームズ修一著、サンマーク出版)、『つけたいところに最速で筋肉をつける技術』(岡田隆著、サンマーク出版)、『カチコチ体が10秒でみるみるやわらかくなるストレッチ』(永井峻著、高橋書店)など。

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