[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

8度の手術を経験した「松坂世代」右腕 度重なる復活の裏に“逆転の発想”

20160803_tateyama3
近藤 俊哉●写真 photo by Toshiya Kondo

ふとした瞬間に涙が溢れ出たことも―

 ケガによって何度も絶望を味わったこともまた事実だ。

 2度目のトミー・ジョン手術を受けたのが2013年4月。横浜DeNAベイスターズ戦で途中降板し、腱の再断裂が検査で判明した際には「凄くショックでした。ふとした瞬間に涙が溢れ出ることもあった」と語っている。しかし後悔はなかった。ケガを怖れることなく、バッターに立ち向かったうえでの結果だったからだ。

 翌年には再手術を行ない、結果的に2年以上、戦列から離れることになった。だが、2015年6月に814日ぶりに1軍のマウンドに立ち、7月11日の横浜DeNA戦で1019日ぶりの勝利投手となる。

 館山の強みは「逆転の発想」ともうひとつは、「強い信念」である。力勝負をモットーとする自分のスタイルを貫くことを決して崩そうとしていない。

「好きで始めた野球が、仕事にできているわけじゃないですか。でもいつか必ずやめるときがくる。そのときに心の底から後悔しないで終われるかどうか。そう思うと、ケガを考えずに思い切ってやっていいんじゃないか、と。ケガをするのはそれなりに原因があるとは思うんですけど、このスタイルを変えずにここまでやってくることができた。自分をプロ野球選手にしてくれたこの環境にとっても、自分にとっても正直に(今のスタイルを)求め続けたいというのがありました」

 館山昌平はいつなんどきも、自分らしくマウンドに立つ――。

【了】

二宮寿朗●文 text by Toshio Ninomiya

近藤 俊哉●写真 photo by Toshiya Kondo

1 2 3
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
J1,J2,J3全試合中継 DAZN独占 明治安田生命Jリーグ 2月26日(金)開幕
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
スポーツ×食オンラインセミナー
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集