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井上尚弥は「天才ではない」 父・真吾氏が語る真意「言えるのは自分しかいない」

尚弥はレベルの高い場所に身を置くことで殻を破った

――すごくいい兄弟関係ですね。

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「ナオが“持っている”というのはあるんです。年が上ということで、自分とマンツーマンで練習ができた。中学校までは自分がきついメニューをやっているのを見て、一緒についてきているわけです。タクは2歳離れているからついてこられない。無理じゃないですか」

――小、中学生の2歳差は大きいですからね。

「そうなんです。だからそこの、自分が本当にマックスの練習をしている時にタクは一緒にやっていないんです。マックスの練習の時って、自分は大げさではなくて足の裏が水ぶくれでめくれ上がるまで練習してたんです。そういうのをナオは全部見てきているから、ちょいちょいじゃ音を上げられない、というのはあるんですよ」

――真吾さんが選手として必死に練習している時の話ですね。

「それでナオは高校に入ると日本代表の村田(諒太=現WBA世界ミドル級王者)くんとか須佐(勝明=ロンドン五輪代表)くんとかと一緒にトレーニングしているんですよ。タクもお願いして一緒に行くんですけど、やっぱり中学生だから同じ練習はできない。でもナオはそこで彼らに食らいついて、すごく成長した。限界を伸ばせたんです」

――尚弥選手が高校時代、大学に出げいこに行ったのも同じようなことが言えますか?

「そうですね。普通だったら高校生なんて大学生に相手にしてもらえないんですよ。でもお願いして行ってみると、徐々に向こうがナオのことを認めてくれた。『つえーんだ、しょうがねえわ井上は』ってなっていった。あれでナオはメンタルが強くなったと思いますね」

――今、尚弥選手は「出げいこにまた行きたい」と言っていますね。

「そうですね、練習でもアウェイでやる感覚って大事だと思います。タイだろうがフィリピンだろうが、アメリカだろうが、強い選手は絶対にいっぱいいますから。そういうところならよりピリッと集中した練習ができると思いますね」

(7日掲載の第3回に続く)

(渋谷 淳 / Jun Shibuya)

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