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競技によって千差万別の「1日の摂取カロリー」 サッカーとラグビーはどれだけ違う?

アスリートと切っても切れない関係にある日々の食事。ただ、競技によって食生活は千差万別だという。

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目安となる摂取カロリーは?

 アスリートと切っても切れない関係にある日々の食事。ただ、競技によって食生活は千差万別だという。スポーツ栄養のプロフェッショナルで、選手たちにも助言を送る橋本玲子さんに、サッカーとラグビーを例に挙げてもらい、その違いを教えてもらった。

「株式会社Food Connection」の代表取締役である橋本さんは、Jリーグの横浜F・マリノス、ラグビートップリーグのパナソニック ワイルドナイツといった国内屈指のスポーツチームの栄養アドバイザーを務めている。フットボーラーとラガーマンの食生活で、何らかの傾向はあるのだろうか。

「まず、1日に摂る必要なエネルギー量で言えば、サッカー選手は1日に3500キロカロリー前後。ラグビー選手は約4500キロカロリーが目安と言われています。また、大まかに言えばラグビー選手は、サッカー選手ほどストイックではない気がします。

 体脂肪率に関して言えば、サッカー選手は12%以下が目安の数値とされていますが、ラグビーではバックスの選手は16%以下、フォワードの選手は20%以下が目安とされています」

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橋本 玲子

株式会社 Food Connection 代表取締役

管理栄養士/公認スポーツ栄養士

ラグビーワールドカップ(W杯)2019で栄養コンサルティング業務を担当。2003年ラグビーW杯日本代表、サッカーJ1横浜F・マリノス(1999年~2017年)、ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツ(2005年~現在)ほか、車いす陸上選手らトップアスリートのコンディション管理を「食と栄養面」からサポート。また、ジュニア世代と保護者に向けての食育活動も行う。アメリカ栄養士会スポーツ循環器栄養グループ(SCAN)並びに、スポーツ栄養の国際的組織PINESのメンバー。アメリカ栄養士会インターナショナルメンバー日本代表(IAAND)として、海外の栄養士との交流も多い。近著に『スポ食~世界で戦うアスリートを目ざす子どもたちに~』(ベースボールマガジン社)

URL:http://food-connection.jp/

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