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大坂なおみをいかに覚醒させたのか バイン氏がセリーナと重ねた“勝者の共通点”

今季テニスの全米オープンで初優勝を飾り、世界ランクでも4位に躍進した大坂なおみ(日清食品)。21日に開幕したWTAファイナル(DAZN独占生中継)では、選ばれしトッププレーヤーの頂点に立ち、大きな成長を遂げた1年の締めくくりを目指す。

大坂なおみの才能を開花させたサーシャ・バイン氏【写真:mika】
大坂なおみの才能を開花させたサーシャ・バイン氏【写真:mika】

「THE ANSWER」単独インタビュー第3回―テニス界で噂された才能を花開かせるまで

 今季テニスの全米オープンで初優勝を飾り、世界ランクでも4位に躍進した大坂なおみ(日清食品)。21日に開幕したWTAファイナル(DAZN独占生中継)では、選ばれしトッププレーヤーの頂点に立ち、大きな成長を遂げた1年の締めくくりを目指す。

 今や時の人となった大坂だが、同時に注目を集めているのが、その才能を開花させたコーチ、サーシャ・バイン氏だ。セリーナ・ウィリアムズ(米国)のヒッティングパートナーを8年務めた後、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を指導。いずれも世界ランク1位を経験した一流選手と身近に接する中で、バイン氏は“勝者の共通点”を見出したという。

「トッププレーヤーに共通することは、決して現状に満足しないということ。みんな完璧主義者なんだ。何を求めるかは人それぞれだが、さらに良くなろう、もっとうまくなろう、という気持ちが途切れることがない。トップと言われながらも、ハングリーであり続ける姿勢は尊いものだ」

 もちろん、大坂にもこの資質は備わっている。コーチに就任したのは昨年12月だが、それ以前から大坂はトップに立てる才能を持っていると感じていたという。

「ナオミには力強いサーブがある。これだけでも女子選手としては大きなプラス。自分の順番でしっかりポイントを稼ぐことができるからね。だからこそ、みんな『気をつけておけよ。彼女はすごくいい選手になるから』って、以前から噂をしていたんだ。

 ナオミは偉大な選手になる可能性を間違いなく秘めている。ただ、どうして開花しきれないのか。それが具体的にわかっていなかった。コーチの依頼が来た時、実は僕にもわからなかったけど、自分に何ができか、どうやって彼女の手助けができるのか、トライしてみたかったんだ。幸い、彼女が結果を出してくれて何よりだ」

 手探りで始まったミッションだが、コート上で、そしてコートを離れた場所で、その人となりを知るうちに、大坂が完璧主義者である故に、時に自分を追い込みすぎる嫌いがあることに気付いた。「何かを大々的に変えたというわけじゃないんだ」というバイン氏が重視したのは、ちょっとした発想の転換だった。

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