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100gの増減でも叱られた 「太りやすい」新体操・皆川夏穂はいかに体重をキープしたか

身長171センチ、体重54キロ。手足がスラリと伸びる抜群の8頭身スタイルを誇るのは、新体操の皆川夏穂だ。13メートル四方のマットの上で、フープ、ボール、クラブ、リボンの4つの手具を自在に操りながらダイナミックかつ可憐に舞う姿は、観る者を惹きつけてやまない。

皆川夏穂が経験した厳しいロシアの体重管理システム【写真:Getty Images】
皆川夏穂が経験した厳しいロシアの体重管理システム【写真:Getty Images】

ロシア留学当初は厳しい体重管理に苦戦… 100グラムの増減でも要注意

 身長171センチ、体重54キロ。手足がスラリと伸びる抜群の8頭身スタイルを誇るのは、新体操の皆川夏穂だ。13メートル四方のマットの上で、フープ、ボール、クラブ、リボンの4つの手具を自在に操りながらダイナミックかつ可憐に舞う姿は、観る者を惹きつけてやまない。

【特集】競技の発展を願い…新体操の伝道師が次世代に伝えるロシアでの学び / 新体操・皆川夏穂選手インタビュー(GROWINGへ)

 中学卒業後の2013年から新体操の強国・ロシアへ渡り、ロシア人コーチやトップ選手たちに囲まれながら、その技を磨いた。2016年リオデジャネイロ五輪に日本人として3大会ぶりに個人総合で出場すると、翌年の世界選手権ではフープで3位となり、日本人では42年ぶりとなる個人種目でのメダルを獲得。日本が一時低迷していた新体操個人種目というフィールドに風穴を開けた。

 難易度の高い技術と運動能力が求められる一方、芸術的な美しさが大事な構成要素となる新体操において、ベストな体型の維持は不可欠となる。女子とスポーツを語る時、他競技においても行き過ぎた体型維持や体重コントロールにより健康を損なう選手は少なくないが、「実は結構太りやすい体質なんです」という皆川も試行錯誤した経験を持つ。

 ロシア留学を始めたばかりの頃、まず驚いたのはロシアでの体重管理システムだった。

「ロシアでは体重が厳しく管理されていて、わずか100グラムや200グラムの増減でも、現地のコーチやスタッフからかなり注意を受けました。そこがすごく大変で大変で。結局、そのシステムに沿ってやっているうちに、体重の数値ばかりに囚われている自分がいました」

 体重管理のことばかり考えて、食事の栄養バランスを崩したり、試合前に体調が優れないことがあったり。そこでロシアで師事するナディア・ホロドコバ・コーチと話し合い、「体重ばかりに気を取られないで、見た目重視でいこうということになりました」と振り返る。

「体重の数値より、演技をする時に引き締まって見えたり、しなやかに見えたりする体作りに意識を置いているので、筋肉の使い方や動き方を重視しています」

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