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嫌なことも頑張れる子は伸びる 神野大地と敏腕教育者が思う「努力」の本当の意味

2人が考える「努力」の本当の意味、神野「昨日の自分を超える」

児童たちに走る楽しさを説いた神野大地【写真:松橋晶子】
児童たちに走る楽しさを説いた神野大地【写真:松橋晶子】

――それくらいストイックな選手ということですね。

神野「今、思うことだけど、もともと走る才能はなかったけど、人間的に努力できる才能はあったと思います。努力は人と比べることじゃないし、僕と同じ努力をしないと努力と呼ばないわけでもない。半歩先の目標を立てて頑張っていくのと一緒で、自分自身の中で少しずつ『努力』をやっていけばいいと思います」

山口「スティーブ・ジョブスは『perseverance』という言葉をよく使う。それを日本語に訳すと『忍耐』になってしまう。

 でも、私は『忍耐』という言葉とは違うと思うんです。『諦めず、ぶれずにやり続ける力』と言った方がよく伝わる。じゃあ、努力ってどういうことなのかといえば『目標に向かってやり続ける力』とか『常に折れずに前に進み続ける力』になるんじゃないか。神野選手だったらどう考えますか?」

神野「考えてみたこともないけど、『昨日の自分を超える』ですかね。それも努力の一つかなと思います」

山口「それはぴったりですね。今日と明日は絶対違う、今日を生きて感じ、考えて明日を生きるわけだから。それをやり続けると絶対変わる。私もやり続ける力がありました。小さい頃、百葉箱に通うというのを6年間やった。でも、何の役にも立ってない(笑)。でも、6年間やり続けたという自信だけが今残っている。ただ、それは努力という言葉ではなかったですね」

――教育にはコミュニケーションが重要です。こちらの思いが子どもに同じように伝わるかというと、そうじゃない。それはスポーツのコーチングにもつながる部分と思います。神野選手自身、コミュニケーションにまつわる考えはありますか。

神野「原監督は『名選手、名監督にあらず』と言います。陸上でいい成績で走っていた人は感覚的に物を伝えがち。本人はそれでいいと思うけど、誰もがそんなに優れた才能を持っているわけじゃない。原監督は現役時代、実績はほとんどなかったからこそ勉強し、どうしたら広く伝わるのかを考えた指導だったので、何の実績もないチームから箱根駅伝で4連覇もできたと思います」

山口「実は私は英語が得意じゃないんです。外国に住んでいたわけでも、留学をしていたわけでもない。英語で凄く苦労して、独学で身につけてきた。だから今多くの英語教材を作れている。それも、英語ができる人だったら作ろうとも思わなかったようなもの。できないことは強みでもある。特に、教師も英語が得意な人は『なんでできないの』という思いが先に来てしまいます」

神野「そうですよね。スポーツも『なんで強くならないの』って思ってしまう感覚は一緒だと思います」

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