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有望選手は高2で進学先内定 米国の「大学リクルート事情」、マッチングサイトも登場

アメフト&バスケは一大ビジネスであるがゆえに時々不正も

 米国の大学アメリカンフットボールやバスケットボールは一大ビジネスであり、それゆえにリクルートの不正も時々、起こる。最近では、スポーツ用品メーカーのアディダス社が高校生選手の家族に金銭を渡し、同社がスポンサーになっている特定の大学に進学するように仕向けたというものだ。

 今年3月には、米国の有名女優らが進学コンサルタント会社に子どもの裏口入学を依頼したことが明るみになった。替え玉受験や答案の書き換えなどのほか、大学運動部に賄賂を贈り、優秀な選手であるかのように装って入学させた。入学後はけがを装ったり、入部しなかったりした。

 この事件が明るみになった時、ニューヨーク・タイムズ紙には次のような趣旨のコラムが掲載された。「替え玉受験や答案の書き換えという不正は他の国の大学入試でも起こる。しかし、大学入試の不正に運動の競技成績が使われるのは、米国くらいではないか」。日本でも競技優秀な高校生たちは推薦枠で大学に入学するケースがあるから、米国だけというのは正確ではないかもしれない。

 米国で大学スポーツが盛んなのは、優れた高校生選手たちが集まる場所だからだ。けれども、高校生の競技成績が大学入学選考の大きな材料になることに違和感を抱いている人がいるのも事実である。

(谷口 輝世子 / Kiyoko Taniguchi)

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谷口 輝世子

デイリースポーツ紙で日本のプロ野球を担当。98年から米国に拠点を移しメジャーリーグを担当。2001年からフリーランスのスポーツライターに。現地に住んでいるからこそ見えてくる米国のプロスポーツ、学生スポーツ、子どものスポーツ事情を深く取材。近著に『なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのか――米国発スポーツ・ペアレンティングのすすめ』(生活書院)ほか、『帝国化するメジャーリーグ』(明石書店)『子どもがひとりで遊べない国、アメリカ』(生活書院)。分担執筆『21世紀スポーツ大事典』(大修館書店)分担執筆『運動部活動の理論と実践』(大修館書店)。

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