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日本の天敵レイドロー、来季トップリーグ入りか 母国報道「W杯で感銘受けた国に」

昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に出場し、日本の天敵として注目を浴びた元スコットランド代表SHグレイグ・レイドローが、来季から日本のトップリーグでプレーする可能性が浮上した。スコットランドメディアが報じている。

グレイグ・レイドロー【写真:Getty Images】
グレイグ・レイドロー【写真:Getty Images】

W杯で日本を苦しめたスコットランド名手が移籍か、母国メディアが仏紙報道を引用

 昨秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に出場し、日本の天敵として注目を浴びた元スコットランド代表SHグレイグ・レイドローが、来季から日本のトップリーグでプレーする可能性が浮上した。スコットランドメディアが報じている。

 日本の天敵としてクローズアップされた34歳のイケメンSHが、来季からトップリーグでプレーするかもしれない。レイドローの移籍を報じたのは、スコットランドのラグビー専門メディア「ジ・オフサイドライン」だった。「グレイグ・レイドローに日本移籍の可能性、フランスメディア報じる」の見出しで報道。フランスのラグビー専門紙「ミディオリンピック」を引用する形で報じ、こう続けている。

「フランスからの『未確認』の報道ではあるものの、グレイグ・レイドローが来季日本でプレーする可能性があるという。新型コロナウイルスによって今季が中止となった場合、日本のラグビーリーグ『トップリーグ』の複数クラブは、陣容強化のためにトップターゲットとしてスコットランド代表の前主将グレイグ・レイドローに目を向けるとみられている」

 記事によると、34歳のレイドローはフランスリーグASMクレルモン・オーヴェルニュとの契約が今夏で満了。今月上旬にはフランス2部のペルピニャンとの契約合意に近づいていたという。しかし、フランスのラグビー専門紙「ミディオリンピック」の報道を引用し「昨年W杯で大きな感銘を受けた国である日本に戻るべく、ある日本のクラブと契約を結んだという」と記している。チーム名は明らかにされていない。

 代表通算76試合で、歴代2位の714得点。W杯2大会に出場し、昨年の日本大会では1次リーグ最終戦で日本と対戦した。キックの名手は“日本の天敵”として戦前からクローズアップされ、イケメンぶりも相まって高い注目度に。21-28で敗れ、敗退が決まった後にはグラウンドで涙を流し、日本のファンからも熱い拍手が送られていた。12月には自身のインスタグラムで代表引退を発表。日本戦がスコットランド代表として最後の試合だった。

 今季のトップリーグは、新型コロナウイルスの影響でリーグ不成立に。来季は、W杯で日本を苦しめた“天敵”が日本代表と共闘するかもしれない。

(THE ANSWER編集部)

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