19日に防衛戦を戦うパッキャオが米のラジオ番組に出演

　格闘技イベント「RIZIN.14」でボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー（米国）にTKO負けを喫したキックボクシングの那須川天心（TARGET）。15年5月に「世紀の一戦」としてメイウェザーと戦い、敗れていた6階級制覇王者マニー・パッキャオ（フィリピン）が米ラジオ局に出演し、宿敵に子供扱いされた天心に関する、ある質問に思わず失笑する一幕が現地で話題になっている。

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　WBA世界ウエルター級王者のパッキャオは19日（日本時間20日）、米ラスベガスで元4階級王者のエイドリアン・ブローナー（米国）とのタイトルマッチを控えている。勝てばメイウェザーとのリマッチの機運が高まることは必至の中、フィリピンの英雄は米FOXラジオの「クリス・ブロウサードとロブ・パーカーの奇妙なカップル」というスポーツ番組に登場した。

「彼らは偶然にも似たようなスタイルだね」。ブローナーとメイウェザーのファイティングスタイルの類似性について分析していたパッキャオ。すると因縁の相手メイウェザーの大晦日の戦いについて、司会者からこんな質問を受けた。

「日本でフロイドが最近戦ったウーバー（Uber）のドライバーとの試合を見たかい？」

　ウーバーとは世界70か国で導入されている自動車配車システム。子供扱いされて、完敗した那須川はリング上でファイターではなく、まるで運転手のようだったと揶揄されているのだ。