米放送局が2人の再会シーンを動画で公開

　ボクシングの5階級制覇王者フロイド・メイウェザー（米国）と6階級制覇王者のマニー・パッキャオ（フィリピン）が意外な場所で再会を果たしていた。米放送局「ESPN」が公式ツイッターで実際のシーンを公開。再戦も噂される因縁の2人が笑顔で握手を交わす場面に、米メディアも色めき立っている。

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　舞台はNBAの会場。周囲が色めき立つ、レジェンド同士の接触だった。スーツ姿のパッキャオがつかつかと歩み寄った先にいたのは、なんと青のスウェット姿のメイウェザーだった。共に笑顔を浮かべながら、がっちりと握手。周囲のカメラマンが慌ててシャッターを切る電撃的な再会シーンだった。

　だが、2人の様子を見ると、パッキャオが満面の笑みで再会を喜ぶ一方で、メイウェザーは椅子から立たず、すぐに目線も外したことから、あまり歓迎していない様子も見て取れる。

　現在WBAウエルター級王者パッキャオは現在19日にラスベガスで行われるエイドリアン・ブローナー（米国）を迎える防衛戦へ向けたプロモーションの最中。一方でメイウェザーもロサンゼルス在住で、度々クリッパーズの試合観戦に訪れており、この日、両者が同じ現場に揃ったのだ。

　2人は2015年5月に「世紀の一戦」として戦い、メイウェザーが判定で勝利。メイウェザーはこの大晦日に格闘技イベント「RIZIN」のリングに上がり、那須川天心に圧勝。一方でパッキャオも再びベルトを取り戻し、今月防衛戦を迎える。パッキャオ陣営は那須川戦に疑問を呈すると同時に、メイウェザー側に再戦を呼び掛けており、その行方が注目されていた。