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大坂なおみ、笑撃の「史上最悪スピーチ」に海外ファン喝采「逆でしょ、史上最高!」

テニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)は18日(日本時間19日)、女子シングルス決勝で世界ランク44位・大坂なおみ(日清食品)が同19位のダリア・カサトキナ(ロシア)に6-3、6-2でストレート勝ち。悲願のツアー初優勝を飾った。優勝スピーチでは天真爛漫なナオミ節ぶりが炸裂。段取りをすっかり忘れ、「史上最悪のスピーチかも」と自虐発言も飛び出した130秒の“笑撃スピーチ”をWTA公式ツイッターは動画付きで紹介。海外ファンは「逆でしょ、史上最高!」「愛さずにいられない!」と喝采を送っている。

大坂なおみ【写真:Getty Images】
大坂なおみ【写真:Getty Images】

本人は「史上最悪」も…130秒の「笑撃スピーチ」に称賛「愛さずにいられない!」

 テニスのBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)は18日(日本時間19日)、女子シングルス決勝で世界ランク44位・大坂なおみ(日清食品)が同19位のダリア・カサトキナ(ロシア)に6-3、6-2でストレート勝ち。悲願のツアー初優勝を飾った。優勝スピーチでは天真爛漫なナオミ節ぶりが炸裂。段取りをすっかり忘れ、「史上最悪のスピーチかも」と自虐発言も飛び出した130秒の“笑撃スピーチ”をWTA公式ツイッターは動画付きで紹介。海外ファンは「逆でしょ、史上最高!」「愛さずにいられない!」と喝采を送っている。


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 インディアンウェルズを席巻したナオミ旋風は、試合後まで強烈だった。優勝スピーチの晴れ舞台。パワフルなテニスでキャリア初Vまでたどり着いた大坂は、最後まで“自分らしさ”を失わなかった。

「ハロー、私はナオミです。OK、気にしないで」――。

 冒頭から「ハロー」の第一声で、自己紹介する珍しい展開に騒つく観衆。何よりも、慣れないスピーチにうろたえ、大坂自身が誰よりも笑っていた。トーナメントディレクターらに感謝の気持ちを表明したが、真っ先に称えるべき相手を失念していたことに、すぐに気づいた。「しまった。ごめんなさい。私はダーシャ(カサトキナの愛称)にも感謝したいです」。後ろに立っていた対戦相手を振り返り、慌てて称え始める急転換ぶりに、カサトキナも思わず笑い出してしまった。

「スーパーナイスで本当にクールな対戦選手でいてくれて。今後、何回も決勝で対戦できることを本当に確信しています。そう願っています」と軌道修正に成功。「ダーシャのチームにも感謝しています。なぜなら、スーパーナイスだったからです。おめでとう」と続けた。その様子を大坂のベイジンコーチは固まった表情で、ただただ心配そうに見つめていた。

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