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井上尚弥、“幻の統一戦”アンカハスが“惜別”の賛辞「彼がNO1」「夢の対戦相手」

ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)は統一戦が叶わず、V7を達成した昨年12月30日のヨアン・ボワイヨ(フランス)戦を最後にバンタム級転向の意向を明言。そんな王者に対し、期待を集めながら統一戦が幻に終わったIBF世界スーパーフライ級王者の“プリティボーイ”こと、ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は「イノウエがNO1」「夢の対戦相手」と“惜別”の賛辞を送っている。

井上尚弥、ジェルウィン・アンカハス【写真:Getty Images】
井上尚弥、ジェルウィン・アンカハス【写真:Getty Images】

統一戦を希望していた“プリティボーイ”が改めて称賛「彼が最高のボクサー」

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)は統一戦が叶わず、V7を達成した昨年12月30日のヨアン・ボワイヨ(フランス)戦を最後にバンタム級転向の意向を明言。そんな王者に対し、期待を集めながら統一戦が幻に終わったIBF世界スーパーフライ級王者の“プリティボーイ”こと、ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は「イノウエがNO1」「夢の対戦相手」と“惜別”の賛辞を送っている。


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「マニー・パッキャオ二世? 違う。彼はジェルウィン・アンカハス一世だ」と特集したのは、フィリピンメディア「Rappler」だった。

 アンカハスは2016年9月に王座獲得し、現在、3度連続でのKO防衛に成功している強打のサウスポー。史上2人目となる6階級制覇のフィリピンの英雄、マニー・パッキャオの運営するMPプロモーションズに所属し、「パッキャオの後継者」として母国では期待を集めている。

「すごく大変だよ。人々はサー・マニーの後継者になると話題にするたび、すごくプレッシャーを感じている。サー・マニーの足跡に続くためには何年もかかることは誰もがわかっているよ」

 記事によると、アンカハスはこう語っている。陣営はこれまでも常々、井上との対戦を公に要望し、井上側も歓迎の姿勢を見せていたが、実現には至らなかった。それでも、アンカハス自身は井上を評価し続けている。

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