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ドネアが王座に返り咲くなら カシメロが統一戦に名乗り「誰とでも戦う。仕事だから」

ボクシングの元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)は、12月12日にWBC世界バンタム級王者のノルディ・ウーバーリ(フランス)とのタイトルマッチを予定しているが、ベルト戴冠を果たしたならWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が対戦相手として名乗りを上げている。フィリピン地元メディアが報じている。

ノニト・ドネア(左)とジョンリエル・カシメロ【写真:荒川祐史・Getty Images】
ノニト・ドネア(左)とジョンリエル・カシメロ【写真:荒川祐史・Getty Images】

井上戦が叶わないのなら…カシメロ「ドネアとでも戦う」

 ボクシングの元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)は、12月12日にWBC世界バンタム級王者のノルディ・ウーバーリ(フランス)とのタイトルマッチを予定しているが、ベルト戴冠を果たしたならWBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が対戦相手として名乗りを上げている。フィリピン地元メディアが報じている。


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 昨年11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で井上尚弥に敗れ、ベルトを失ったドネア。1年ぶりの再起戦で今度はWBCのベルトに挑む。再び世界のトップ戦線への返り咲きを目指す37歳だが、ウーバーリに勝った際には新たな男が対戦を望んでいる。

 地元紙「ザ・フィリピンスター」の公式サイト「フィルスター.com」は「カシメロはドネアと戦う準備ができている」の見出しで報じている。

 ドネアが王者返り咲きを果たせば、カシメロはドネアとの統一戦を望むという。記事によると「カシメロにとって個人的な感情は捨て、仕事として受け入れることであるという。ボクシング界では同じ国籍の選手が戦うことは珍しいことではない。これは米国、メキシコ、ロシアなど他国では普通のことである」と同胞対決に思いを巡らせているという。

 あくまで井上との対戦が最優先だとしつつも、実現しなければドネア戦を望むというカシメロは「俺は誰とでも戦う。ドネアとでも戦う。なんの問題もない。仕事だから」と話している。

 井上が2本のベルトを持つバンタム級は11~12月にも注目マッチが目白押し。結果如何でさらに活性化しそうだ。

(THE ANSWER編集部)




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