[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

19歳笹生優花が単独首位 史上3人目の10代2戦連続V射程も「順位より練習したい」

女子ゴルフの今季国内ツアー3戦目のニトリレディス第2日が28日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)にて無観客で行われた。首位と2打差の2位で出た19歳の新人・笹生優花(ICTSI)が3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算8アンダーで2位に1打差の単独首位に浮上。史上3人目の10代による2戦連続優勝を射程に捉えた。

通算8アンダーで単独首位に浮上した笹生優花【写真:Getty Images】
通算8アンダーで単独首位に浮上した笹生優花【写真:Getty Images】

ニトリレディス第2日

 女子ゴルフの今季国内ツアー3戦目のニトリレディス第2日が28日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)にて無観客で行われた。首位と2打差の2位で出た19歳の新人・笹生優花(ICTSI)が3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算8アンダーで2位に1打差の単独首位に浮上。史上3人目の10代による2戦連続優勝を射程に捉えた。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 笹生は出だし1番でバーディーを奪うと、8番でも伸ばした。パープレーを続け、最終18でバーディー。ショットでチャンスにつけたホールでバーディーを重ね、難コースでボギーなしにまとめた。「我慢のゴルフでした。今日はなかなか入らない日だったので、そんな中で熱くならず我慢できた。このコースでボギーなしで回るのはなかなか難しい。その中で自信になると思います」と振り返った。

 日本人の父とフィリピン人の母を持つ2001年6月生まれの19歳。昨年11月のプロテストに合格し、プロ2戦目となった2週前のNEC軽井沢72で21世紀生まれ初の優勝者に。力強いショットや完成度の高いゴルフなどから“女ウッズ”の異名がついた。

 今季は2試合で首位発進したものの、第2日に伸ばせなかった。3戦目は2日間ともに好プレーを見せたが「特に変えたことはない。ティーショットが安定して、セカンドもグリーンに乗せられた。その部分がよかった。(この日の)点数は75点くらいですかね」と首をひねった。

 10代による2戦連続優勝となれば、1988年のツアー制施行後では宮里藍、畑岡奈紗に次ぐ3人目の快挙。ツアー初優勝から2戦連続優勝も西田智慧子、表純子、畑岡に次いで4人目となる。偉業を射程に捉えたが「あまり意識していません。嬉しいですけど、今は順位を考えるより今日のゴルフを後で練習したい。どの順位にいても緊張しちゃう。まだあと2日もあるのであまり考えないように、昨日と今日と同じように楽しんでやりたい」と冷静に先を見据えた。

(THE ANSWER編集部)




W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
スポーツ応援サイトGROWING by スポーツくじ(toto・BIG)
DAZN
Lemino
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集